「フリースクール小学部」をつくりたい!新しい学びの選択肢を小学生にも!

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認定NPO法人 盛岡ユースセンター

認定NPO法人 盛岡ユースセンター

支援総額

514,722円

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コラム 2/3の記事から考える 「子どもが主役の学び」の在り方

2022/2/10 16:06

SNSなどでも拡散されていた、2/3(木)の毎日新聞

『「先生が怖い」小1の息子が不登校に 父が教室で見た担任の言動』

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盛岡市内の小学1年の男児が同級生からの嫌がらせや担任教師への恐怖心から不登校になっている、という記事について。


同じ盛岡市で、まさに小学生のフリースクールを作ろうとしているNPOとして、メッセージを発信する必要性を感じていました。


あらためて感じたことは、「決められた環境に適応できない子ども」は、「わがまま」で「それは正すべき」という教育観が教育現場に根強くあることです。


また、多様な個性を持つ子ども達を、一斉に同じペースで教えるやり方を続けるために、子ども達に「適応」を求めるあまり、沢山の「不適応」が生まれているとも感じています。


少子化の歯止めがきかず、学校の数も減り続ける今の時代だからこそ、学校や教育の在り方は変えられるはずです。


多様な子ども達一人ひとりが、人として尊重され「自分らしくのびのびと、幸せに成長していく」ためには、学校や義務教育の期間が、自分の人生を豊かにする「自分に合った学び方」を身に付けるためにある、という教育観に変わっていく必要があると考えています。


子ども達に合った、いろいろな学びの選択肢が、豊かに選べる社会では、「不登校」や「不適応」という、子ども達の意欲を奪う問題の切り取り方は、おのずとなくなり、「いかにこの子に合った方法を見つけ出すか」が教育の仕事に変わっていくはずです。


そして、その変化を推し進めるのが、私達フリースクールの役割だと思っています。


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こちらのコラムは、2月のメールマガジンで掲載させていただいたものです。

盛岡ユースセンターでは、毎月1回、第一月曜日にフリースクールの活動の様子やセミナー情報、コラムなどを掲載したメールマガジンを配信しています。

メールマガジンは、HPからご登録いただけます。

盛岡ユースセンターHP

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インターンの佐藤です。大学で主に心理学を学んでいます。
また、教育関係にも興味があり、子ども達と関わりたいという思いから、インターンをさせていただいています。


盛岡ユースセンターでインターンとして働かせていただくようになってから約半年が過ぎました。
この半年間で、フリースクールに対する印象はもちろん、自分自身についても変化しているように感じます。



まずユースセンターに来て驚いたことは、穏やかな雰囲気でありながら、生徒さん達が活発であることです。


小さなことから、こちらがハッと驚くようなことまで「やりたい」「やってみたい」を言い、挑戦しています。


これが日常的に行われているのはすごいことだと思います。生徒さん達は、自分の意思でユースセンターに通い、様々なことを自分で決定して、挑戦しているのだなと感じます。


また、生徒さん達は、それぞれの好きなことや物についていきいきと話してくれます。自分の好きなことを「好き」と言えることは、とてもかっこいいことだと思います。


私自身、高校時代までは自分の好きなことについて、周りにあまり話さず、隠しながら暮らしていました。


しかし、生徒さん達と関わっていくうちに、ユースセンター以外の場所でも、私自身が好きなことを話す機会が増え、楽しく過ごすことができています。


生徒さんたちとの関わりが、自分に良い影響を与えているように感じます。生徒さん達が活発であり、さまざまなことに挑戦できているのは、環境も1つの要因となり得ると思います。



盛岡ユースセンターの先生方は、何でも受け止めてくれるような温かい雰囲気であり、生徒さん達や私たちインターンを含めたスタッフのことも見守ってくれたり、導いてくれます。


現状として、フリースクールが周知されているとはいえないのではないかと思います。私自身も「フリースクールって何?」と聞かれることが少なくありません。


そのように聞かれたとき、以前であれば「学校へ行けない子達が行くところ」と答えていました。


しかし、今は「強い意思を持った子達が行くところ」と答えると思います。


フリースクールの現状と一般的なイメージには差があるように感じます。
さらに、費用面の問題などフリースクールへ通うまでには様々な壁が立ちはだかるのではないでしょうか。


不登校数の増加が問題とされている中で、フリースクールへ通う子達が未だ少ない現状から、安心して過ごせる場所が無く、悩む人々は多いのだと思います。


子ども達にとって、安心して過ごせる場所が増えたり、子ども達がのびのびと過ごせる場所に出会える機会が多くなればいいなと思います。


応援メッセージミチシル:親と子のいばしょ・フリースクール(静岡県御殿場市)加藤 伸也さま

毎年の様に不登校児童、生徒が増加していく中で、その受け皿となるフリースクール等の居場所の重要性が高まっています。

学校に合わない子ども達が、それをコンプレックスと感じずに、自分の個性であり強みであると思えるように、「自分は自分のままでいいんだ。」と思える環境が必要なんです。

特に自分自身を少しずつ知っていく段階にある小学生にとって、「ここに来れば、この人が居れば大丈夫。」と思える居場所の存在は、前向きに育っていく原動力になります。

盛岡ユースセンターさんの「フリースクール小学部」も、そんな居場所になると感じています。 私も応援します!


応援メッセージ公益財団法人ベネッセこども基金 青木智宏さま



大人が何かを学ぶとき、動画で学んだり、カフェに行ったり、自分にあうスタイルを選びます。

ただ、子どもの場合、大人が用意した学校や授業に「適応」できない場合は、学びの選択肢を失います。


小学校の頃に、自宅以外の行き場所がなく、同年代の子どもたちと交流できない機会損失はいかばかりでしょうか。
その子だけでなく、地域社会にとっても大きな損失になります。


学校以外にも、その子らしく、その子のペースで学び育つ選択肢があったら、どれだけ可能性が広がるでしょうか。

盛岡ユースセンターさんの「フリースクール小学部」、私も応援します!


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認定NPO法人

盛岡ユースセンター

〒020-0022

岩手県盛岡市大通3丁目1-23クリエイトビル3階

0196817070

https://www.morioka-youthcenter.com/

代表:又川俊三

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