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子どもが集まる施設への性教育教材の寄付で痛みを抱えこまない空間づくりをサポートしたい!【100人の月額サポーター】を募集しています!

寄附先

一般社団法人 ソウレッジ

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支援者数

107人

支援総額

102,828円

支援者数

107人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

伊藤和真(PoliPoli)さんからのメッセージ

2021/7/23 17:27

普段から代表の鶴田さんは政策提言などにおいても積極的に活動しており、尊敬する同世代の友人のひとりです。

教育をよくするということは世界をよくするということに直結すると言って良いほど重要なものであり、その中でも「性教育」というまだ理解をしてくれない方も少なくない分野において、第一線で活動されている鶴田さんはじめ、Sowledgeの皆さんはいつも刺激を受けています。 僕自身、社会に対して積極的に活動する方々のためのサービスをつくっていますが、そのような方々が一人でも増えれば良いなと思っていますし、皆さんの活動をみて僕のように刺激を受ける方も多いのではないかと思います。

現役世代はもちろん、将来世代のためにも、より良い社会をつくる行動をしていただけることを期待しています!


夫婦やカップルのパートナーシップ支援の事業を行っていますが、要望の伝え方や建設的な対話方法など、どうして義務教育で教えてくれなかったんだろう…と思うことが多々あります。また、性の知識が足りないことで意図せず大切な人を傷つけてしまったり、逆に自分が傷つく側に待ってしまうことも。性の知識や大事な人の向き合い方の早期からの教育が必要だと日々痛感しているので、日常から性教育をとりいれるソウレッジさんの取り組みを応援しています!


日本の現状

予期しない妊娠

 2018年度には年間16万件程度、平均1日438人もの中絶が行われました。

一方で日本の学習指導要領には、現状「受精に至る過程は取り扱わない」と明記されており、義務教育内で予期せぬ妊娠を防ぐための具体的な避妊法を知る機会はほとんど皆無です。

 例えば、国内で行われている避妊法の82%を「コンドーム」が占めていますが、コンドームの一般的な使用方法での避妊失敗率は2〜16%程度で、ピル(0.3%)、IUS・IUD(0.6%)などと比較したときに大きく上回ります。(

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) また同調査では、コンドームの次に行われている避妊法として、射精する直前に男性きを膣から出し射精する、いわゆる「膣外射精」がありましたが、射精をする前に精子が漏れ出ることがあるため膣外射精で避妊することはできません。

性犯罪後の対処

 強姦・強制わいせつの被害を受けて警察に届け出る女性はわずか18.5%というデータがあります(

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より)。

 例えば、性被害にあったときは各都道府県にあるワンストップ支援センターや警察の性被害相談窓口#8103に連絡したらその人にあった対処方法を知ることができます。警察への相談後、産婦人科を受診した場合、その費用は公費負担になります。しかし、そのような相談先や相談先でどんなことを聞かれるのか知らないと適切な対処ができず傷を1人で抱え込んでしまうことになりかねません。

また、2.5人に1人の女子と10人に1人の男子が18歳までに1度以上、ちかんや裸の写真の撮影なども含む何らかの性被害を受けているという調査もある一方、報告件数は依然少なく、ほとんどの子どもたちは被害後に適切な対処が行われていないことが予想される。(日本性科学情報センター 子どもと家族の心と健康 調査報告書)

先生たちが性知識を学ぶ機会が整備されていない

 弊社(一般社団法人ソウレッジ)では、「現在の若者が直面している性の課題」を知り、自分が過去に持っていた「性に関する悩み」を共有するボードゲームのワークショップを開催しています。

そのワークショップには多くの教育関係者が参加されていますが、そのうちの9割以上の方が「自分自身が性知識を得る場がないまま大人になり、子どもの時に聞いた根拠が曖昧な情報を信じていたことに気づいた」と感想を共有してくださいます。

↑性の課題を知るボードゲーム「ブレイクすごろく」

それくらい、子供に関わる大人も「根拠のある性知識や情報」を知る機会がないということです。

 大人さえそんな状況で、ましてや子供たちが「自分の人生を自分で選択して、自分の身をまもる行動をとれる」と考えるのは難しいでしょう。しかし、日本では、多くの性被害や中絶の経験をした子どもたち(または当時子どもだった人たち)が「自己責任」として傷を自分だけで抱え込んだり「自己責任」を周囲から強いられ、さらなる傷つきをもたらされたりなどの状況にいます。


性教育先進国でみた性教育の本質は「日常にあること」

Youtube Kidsなどでは、人気キャラクターの動画にまぎれて強姦などの「暴力的な性表現」が子どもたちのすぐそばに存在していて、2歳の子どもでも簡単に性暴力をネタにする動画にたどり着いてしまいます。

児童が自ら撮影した画像に伴う性被害の件数も年々最多を更新しています。

その環境下で、私たち大人が子どもを守るためにすぐに行動できることは「身を守るために必要な知識を、ごまかさず誠実に日常的に伝えていくこと」です。

性教育により、10代の中絶が減少し性行為の初体験年齢が高くなっている傾向のある国々に訪問したときにも「性教育のある日常」がどの国でもキーワードになっていました。

留学をへて、「性教育のある日常」を日本でも作りたいと強く感じた一方で、私は、オランダやデンマークの「オープンな」性教育の方法をそのまま持ってきても日本に浸透させるのは難しいと感じていました

性の話へのタブー感がある人が未だ多い日本でスムーズに日常に取り入れるには、「ごまかさない誠実な性知識」だけではなく「ひと目を気にせず性知識にふれる頻度を高めること」が必要です。

ソウレッジでは、その条件を満たす「トイレットペーパー」という媒体に目をつけ、医師・専門家・当事者の監修を経て「性教育トイレットペーパー」を製作しました。現在は各地の小中高校や児童養護施設、学童などに設置されています。(性教育の最初の1歩をサポートする性教育教材は

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から)


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