メイショウサムソン、クレスコグランドの受け入れが決定しました!~ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション現況報告~
2021/10/28 11:07
認定NPO法人引退馬協会事務局です。
この度、「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の受け入れ馬として、引退功労種牡馬メイショウサムソン号とクレスコグランド号の受け入れが決定いたしました。
メイショウサムソン
画像提供:(株)ジャパンレースホースエージェンシー(転載禁止)
メイショウサムソンは、2003年生まれで、2005年に中央で競走馬としてデビュー、4歳時には皐月賞、ダービーの牡馬クラシック2冠を制覇しました。5歳時には天皇賞(春)・(秋)(GI)連覇の偉業を成し遂げ、GI 4勝のほか産経大阪杯(GII)、スプリングステークス(GII)を含めた重賞6勝を挙げるなど、重賞戦線で大きな活躍をしました。
2009年に現役を引退して社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2013年にイーストスタッドへ移動、代表産駒として小倉愛知杯(GIII)勝ちのデンコウアンジュ、中山牝馬ステークス(GIII)勝ちのフロンテアクイーンらを輩出しました。
この度、種牡馬を引退するにあたって、メイショウドトウ、タイキシャトル、タイキフォーチュンを引き取ったご縁から、イーストスタッドを運営する(株)ジャパンレースホースエージェンシーからディープスカイに続いてお声がけがあり、受け入れが決定した次第です。
今後、先に受け入れを発表したディープスカイともに、引退馬協会を背負って立つ広報部長ナイスネイチャに続く広報部員の一頭として、なかなかフォスターペアレント(里親)会員を集めることができない知名度の低い馬たちの分もカバーしてくれることを期待しています。
メイショウサムソン プロフィール
【今後の繋養先と見学について】
ディープスカイと同じ日高町の「
ひだか・ホース・フレンズに移動後の見学受け入れは、馬が環境に慣れ、施設側の見学者受け入れ態勢が整ってからとなります。
施設側へのお問い合わせはご負担になりますのでご遠慮ください。
クレスコグランド
画像提供:㈱ジャパンレースホースエージェンシー(転載禁止)
クレスコグランドは2008年生まれで、2011年に競走馬としてデビュー。GI勝ちこそありませんでしたが、京都新聞杯(GII)を勝った次のレースだったダービー(GI)では5着と立派な成績を収めました。怪我に泣き、2014年には競走生活を引退。翌2015年より、イースト・スタッドにて種牡馬として過ごしていました。
メイショウサムソン同様、種牡馬を引退するにあたり、イースト・スタッドの運営会社である株式会社ジャパンレースホースエージェンシーからのお声がけで受け入れが決定しました。
クレスコグランド プロフィール
【今後の繋養先と見学について】
まだ若いことから、健康診断で問題がなければ最終繋養地は鹿児島のNPO法人ホーストラストを予定しています。
ホーストラストでは、入厩希望の馬を一頭一頭環境に慣れさせるよう時間をかけて慎重に受け入れをしてくださっている関係で、すぐには移動できないため、11月いっぱいはイースト・スタッドで過ごし、ホーストラストへの移動が可能となるまで、日高町の「ひだか・ホース・フレンズ」へ仮移動する予定です。
見学は環境に慣れ、施設側の受け入れ態勢が整ってからとなります。イースト・スタッドにいる間は、10月いっぱいは見学可能です。
受け入れ状況と今後の受け入れについて
2021年のナイスネイチャ・バースデードネーションでは、既に受け入れた9頭と今回受け入れを発表した2頭の合わせて11頭を新たにフォスターホースとして迎え入れました。
内訳はジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)の助成金対象馬7頭、重賞馬の父母4頭(うち外国産馬2頭)です。
今回新たに受け入れた2頭を含む、受け入れを発表した9頭のフォスターペアレント会員を募集していますが、まだ11頭を養っていけるだけの口数が集まっていないため、ここでフォスターホースとしての受け入れを一旦締め切らせていただきます。
新規FP会員の募集が順調に進んだ場合は追加募集の可能性があります。
また、今回の募集に間に合わなかった馬については、来年新たにナイスネイチャ・バースデードネーションを行っていきますので、事前のご相談があれば承ります。
連絡先:otoiawase@rha.or.jp
フォスターペアレント(FP)会員募集
新規ご入会はこちらから→Loading...
入会フォームの準備が間に合わなかったため、メイショウサムソン・クレスコグランドのお申込みは、備考欄に馬名と口数をご記入ください。
既に引退馬協会に会員登録がある方はこちらから→Loading...
どの馬を選んでいいかわからないという方は、「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくとフォスターホースを特定せず、すべての馬に対してご支援いただけます。
フォスターホース支援状況は下記からご覧ください。
→
ご寄付によるご支援もお願いいたします
ご寄付はこちらから→Loading...
クレジットカードの利用も可能です。
特定の馬へのご支援は、馬名を指定してください(任意)。
競走馬として、繁殖馬として、頑張ってきた馬達がこれから穏やかな余生を送ることができるよう尽力して参りますので、ご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
認定NPO法人引退馬協会事務局です。
この度、「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の受け入れ馬として、引退外国産種牡馬1頭と引退功労繁殖牝馬2頭の受け入れが決定しましたので、お知らせいたします。
バトルプラン
バトルプランは2005年生まれのアメリカ出身の種牡馬です。
怪我により競走馬としては6戦しかしていませんが、ニューオーリンズH(GII)優勝など4勝、スティーヴンフォスターH(GI)2着の成績を挙げています。エンパイアメーカー産駒として期待され、2010年に種牡馬として輸入され、アロースタッドで種牡馬生活を送ってきました。代表産駒は東京スポーツ杯2歳ステークス(GIII)、サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)優勝のブレスジャーニー、アイビスサマーダッシュ(GIII)優勝のライオンボスなどがいます。
種牡馬を引退するにあたって、アロースタッドよりお声がけをいただき、受け入れが決定しました。
【今後の繋養先と見学について】
鹿児島の
現在繋養中のアロースタッドにいる間は見学可能です。10月中は毎日15時~16時、11月からは土日のみとなり、15時~16時です。
ひだか・ホース・フレンズに移動後は馬が環境に慣れ、施設側の見学者受け入れ態勢が整ってからとなります。
バトルプラン プロフィール
オースミコスモ
オースミコスモは1999年生まれです。
2001年に競走馬としてデビューし、3戦目で阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で3着に入賞。関屋記念、中山牝馬ステークス、福島牝馬ステークスの重賞3勝(いずれもGIII)を挙げた他、数々の重賞競走で活躍をしました。2007年に繁殖に上がり、2008年から2021年にかけて9頭を出産しました。
繁殖を引退するにあたって、繋養していた広富牧場からご相談をいただきました。広富牧場では他にも面倒を見なければいけない繁殖牝馬たちがいるので、他で受け入れてもらえる馬は譲渡をし、他では受け入れてもらい辛い馬たちを面倒みていきたいとの想いから、後述のエスワンスペクターと一緒にフォスターホースとして受け入れることになりました。
【今後の繋養先と見学について】
鹿児島の
ホーストラスト側では入厩希望の馬を一頭一頭環境に慣れさせるよう、時間をかけて慎重に受け入れをしてくださっている関係で、すぐには移動できないため、当面の間、北海道浦河町の
移動後環境に慣れるまで見学はできませんが、ホーストラストと相談しながら見学者の受け入れもしていく予定です。見学が可能となりましたらホームページおよびSNSでお知らせしますので、牧場に問い合わせをすることはご遠慮ください。
オースミコスモ プロフィール
エスワンスペクター
エスワンスペクターは2001年生まれです。
2003年に佐賀競馬場でデビューし、中央交流重賞のエーデルワイス賞(GIII)まで3連勝を成し遂げました。2006年に引退した後は繁殖入りし、2021年までに10頭を出産しました。
エスワンスペクターを繋養していた広富牧場では、オースミコスモの項でも説明しましたとおり、他にも面倒を見なければいけない繁殖牝馬たちがいるので、他では受け入れてもらい辛い馬たちを面倒みていきたいとの想いがあり、エスワンスペクターをフォスターホースとして受け入れることになった次第です。
【今後の繋養先と見学について】
鹿児島の
ホーストラスト側では入厩希望の馬を一頭一頭環境に慣れさせるよう、時間をかけて慎重に受け入れをしてくださっている関係で、すぐには移動できないため、当面の間、北海道浦河町の
移動後環境に慣れるまで見学はできませんが、相談しながら見学者の受け入れもしていく予定です。見学可能となりましたらホームページおよびSNSでお知らせしますので、牧場に問い合わせをすることはご遠慮ください。
エスワンスペクター プロフィール
<受け入れ状況と今後の受け入れについて>
2021年のナイスネイチャ・バースデードネーションでは、既に受け入れた6頭と、今回受け入れを発表した3頭のほか、内定馬が2頭おり、合わせて11頭を新たにフォスターホースとして受け入れることとなります。
内訳はジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)の助成金対象馬7頭、重賞馬の父母4頭(うち外国産馬2頭)です。
今回新たに受け入れた3頭を含む、受け入れを発表した9頭のフォスターペアレント会員の募集が始まっていますが、まだ内定馬を含む11頭を養っていけるだけの口数が集まっていないため、ここでいったん締め切らせていただきます。
フォスターペアレント会員が順調に集まった場合は追加募集する可能性があります。
また、今回の募集に間に合わなかった馬については、来年また新たにナイスネイチャ・バースデードネーションを行っていきますので、事前のご相談があれば承ります。
連絡先:otoiawase@rha.or.jp
<フォスターペアレント(FP)会員募集>
引退繁殖馬の余生を支援してくださるフォスターペアレント会員を募集しています。
新規のご入会受付はこちらから→「
既に引退馬協会に会員登録がある方はこちらから
→「
どの馬を選んでいいかわからないという方は、「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくとフォスターホースを特定せずにすべてのフォスターホース達に対してご支援いただけます。
フォスターホース支援状況はこちらからご覧ください。
→
<ご寄付によるご支援もお願いいたします>
ご寄付はこちらからお願いいたします→「
クレジットカードのご利用も可能です。
特定のフォスターホースへご支援いただく場合は、馬名を指定してください(任意)
引退馬協会ではこれからも一頭でも多くの引退馬が穏やかで幸せな余生を送ることができるよう、尽力して参りますので、引き続きご支援とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年度活動報告を公開いたしました
2021/10/22 11:55
特定非営利活動法人引退馬協会事務局です。
平素より一方ならぬご支援を賜り、誠にありがとうございます。
おかげさまをもちまして、弊会は2021年5月31日をもって2020年度を終了することができました。
これも一重に皆様からお寄せいただきましたあたたかなご支援やご協力の賜物と、あらためまして心より御礼申し上げます。
2020年度の活動報告及び財務諸表、2021年度の事業計画をホームページに公開いたしました。
下記URLにアクセスし、閲覧またはダウンロードしてご覧いただけます。
また弊会の所轄庁である千葉県へ提出した書類につきましては、
「内閣府NPOホームページ」内の「NPOポータルサイト」でもご覧いただけます。
これからも一頭でも多くの引退馬が幸せな余生を送ることができるよう、
より一層尽力して参る所存でございますので
引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ディープスカイ移動のお知らせ
2021/10/1 10:15
いつもあたたかなご支援を賜り、誠にありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」によって受け入れたディープスカイが、9月28日の午後3時半頃、種牡馬として暮らしていたイーストスタッドから北海道日高町の「
「ひだか・ホース・フレンズ」は、日高軽種馬農協門別種馬場の跡地を利用した新設の引退競走馬のための牧場で、馬の仕事の従事者のための研修や馬産業の啓発事業の複合目的に活用しながら飼養する施設です。
「ひだか・ホース・フレンズ」の詳細は下記ホームページをご覧ください。
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引退馬協会では、地域への貢献、地域の活性化の一助となるべく、ディープスカイを同施設への預託することを決定いたしました。
到着に立ち会った当会のスタッフから移動当日の様子が届きました。
ホームページの「ニュースとお知らせ」に掲載しておりますので、下記からご覧ください。
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YouTubeでもその時の様子をご覧いただけます。
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【見学について】
新しい環境に慣れるまでしばらくの間、見学はできません。
今後の見学受け入れにつきましては、施設側と相談しながら決めて参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお、施設のご負担になりますので、施設への直接のお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。
今後、ディープスカイの近況は、ホームページ内の「ディープスカイだより」で随時お届けしていきます。
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競走馬として競走馬として、種牡馬としてのお仕事を終えたディープスカイのこれからの余生が穏やかで幸せなものとなりますよう、見守っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。