ナイスネイチャ・33歳バースデードネーション収支報告
2022/4/14 12:02
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
2022年2月28日時点での収支を下記のとおり報告いたします。
※支払手数料にはクレジットカードの決済手数料を含みます。
《現状報告と主な変更点、収支報告》
お寄せいただいたご支援により、これまでに12頭の引退馬をフォスターホースとして受け入れることができました。残念ながらアサヒライジングはフォスターホースとなってから間もなくに亡くなってしまいましたが、どの馬も穏やかな余生を過ごせることは、みなさまのご支援の賜物とあらためまして心より御礼申し上げます。
昨年のクラウドファンディング開始段階でご説明した内容と、この一年で変更のあった点は以下の通りで、上記の収支表に反映しております。
当協会に受け入れた馬は全頭ホーストラスト(鹿児島県)に預託する前提でしたが、繁殖を終えた高齢馬は健康診断の結果、環境の変化や長期治療、長距離輸送が不安な馬がなど多く出ました。
馬のことを考えた結果、北海道での預託が増え全体の預託料も増加しました。
次に収支の概要についてご説明いたします。
2022年2月末現在の寄付金総額は約4,004万円となっております。
一方支出総額は、クラウドファンディング手数料や長期リスクに備えた準備金を含め約2,453万円を計上しております。
余裕があるように見えますが、このところの物価上昇の影響で飼料や燃料が高騰しており、今後のリスク要因となる可能性があります。このため、寄付金額の一部(255万円)を「長期リスクに備えるプール金」に繰り入れることといたしました。これにより、2月末のプール金合計額は1,200万円、支出とプール金合計額は2,453万円となっております(該当部分を上記の収支表で黄色のハイライトで明示してありますのでご確認ください)。
なお、今後の収支につきましては、改めてこちらのサイトにて報告いたします。
ダノンシャーク預託先移動のお知らせ
2022/3/15 11:13
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」にお寄せいただいたご支援による12頭めのフォスターホースとして受け入れたダノンシャークが、種牡馬として過ごしたブリーダーズスタリオンステーションから、2月28日に新たな預託先となるMTHケイムズへ移動しました。
ダノンシャーク 受け入れの経緯について
ダノンシャーク 移動のお知らせ
移動に際してはブリーダーズスタリオンステーションの場長様やいつもお世話をしてくださっていた方が付き添ってくださったこともあったからか、MTHケイムズへ着いてからも大変落ち着いているとのことです。
移動の様子はホームページの「ニュースとお知らせ」に掲載しています。
なお、ホームページ上にダノンシャークのブログを開設いたしました。今後「シャークくん」の近況報告はそちらでお伝えしていきます。
3月9日にフォスターホースとして初めての誕生日を迎え、満14歳になったダノンシャークを末永くお見守りいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像:移動翌日のダノンシャーク(撮影:引退馬協会)
アサヒライジングが旅立ちました
2022/3/11 13:06
いつもあたたかなご支援をいただき、誠にありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
2021年9月に「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」へお寄せいただいたご支援による6頭めのフォスターホースとして受け入れたアサヒライジングが、本年1月23日の15時18分、預託先のホーストラストにて永眠しました。享年18歳(満年齢)でした。
アサヒライジング 受け入れの経緯
亡くなった時の詳細につきましては、引退馬協会のホームページの「ニュースとお知らせ」に掲載しております。
アサヒライジング 訃報
お知らせが遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。
アサヒライジングがフォスターホースとして暮らした期間は短い間ではありましたが、みなさまのご支援によって穏やかな余生を送ることができましたことに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
(画像提供:ホーストラスト)
ダノンシャークの受け入れが決定しました!~ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションの現況報告
2021/12/24 10:54
認定NPO法人引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の12頭目の受け入馬として、引退功労種牡馬のダノンシャーク号の受け入れが決定しました。
ダノンシャークは、2008年生まれのディープインパクト産駒で、2010年に中央で競走馬デビュー。2014年のマイルチャンピョンシップ(GI)に優勝ほか、富士ステークス(GIII)や京都金杯(GIII)勝ちをしています。
2016年に競走生活引退後は、北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて種牡馬となり、2020年に初年度産駒がデビューし、地方でシャークポイント、中央ではタイキドミニオンが初勝利を挙げました。
ダノンシャークプロフィール :
【受け入れの経緯】
今年(2021年)種牡馬引退が決定した際に、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションを運営している(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブより相談ありましたが、既にその時はナイスネイチャ・バースデードネーションによる受け入れを一時中止していたため、すぐに受け入れをすることは叶いませんした。ダノンシャークは蹄の問題やアレルギー体質よる食事制限等、高度な管理が必要なため、獣医療や特殊装蹄に対応できる日高になんとか置いてあげたいとの関係者のみなさんの想いから、引退馬協会で受け入れ可能となるまでブリーダーズ・スタリオン・ステーションで待つことを選択され、この度晴れて受け入れが可能となりました。
預託施設ついては未定です。
【残り4頭受け入れが可能です】
今回のドネーションの対象馬である、
①自身が重賞勝ちのある種牡馬・繁殖牝馬(国内海外問わず)
②産駒に重賞勝ちのある種牡馬・繁殖牝馬(国内海外問わず)
を所有している方(ご存じの方)は、引退馬協会事務局までお問い合わせください。
譲渡に際し馬代金はお支払いできませんのでご了承ください。
連絡先 otoiawase@rha.or.jp