ハギノハイブリッドを受け入れ!~ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション
2022/8/24 16:17
あたたかなご支援ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、14頭目となるハギノハイブリッドを受け入れることになりました。ハギノハイブリッドは、2013年に競走馬デビュー、2014年の京都新聞杯(GII)の優勝実績があり、現役時代の馬主様がプライベート種牡馬として大事にしてきましたが、種牡馬を引退するにあたり繋養先のアロースタッドの運営をしているジェイエスよりご紹介いただきました。ディープスカイ、クレスコグランドと同じく栗毛の鼻梁白の派手な顔が印象的です。
ありがたいことに9月に鹿児島のホーストラストに移動するまで、馬主様が預託料をご負担してくださっているため、正式な譲渡は移動時となりますが、先行して発表する許可をいただきました。併せて、多額のご寄付をいただきましたこと、ご報告申し上げます。
ハギノハイブリッド・プロフィール:
33歳のバースデードネーションでは、ジャパンスタッドブック・インターナショナルの助成金対象馬となる引退繁殖馬、自身は助成金対象ではなくても、助成金対象となる馬を輩出している引退繁殖馬を引き続き受け入れます。これから繁殖を引退する馬についてもご相談を承ります。
【お問い合わせ・ご相談】
引退馬協会のお問い合わせフォーム
よりご連絡いただくか、北海道事務所(TEL:0123-76-7333)までお連絡ください。
セイクリムズン、モアザンベストの2頭受け入れ決定!~ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションの現況報告
2022/7/1 18:20
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
繁殖シーズン中はお声かけがない状態が続いていた功労繁殖馬の受け入れですが、2022年の繁殖シーズンが終わり、新たな動きが出ています。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の追加受け入馬として、セイクリムズンとモアザンベストの2頭の受け入れが決定いたしましたのでお知らせいたします。
【セイクリムズン】
この度種牡馬を引退するにあたり、獣医さんのご家族の仲介により、「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の13頭目の受け入れ馬として、セイクリムズン号が決定しました。
6月20日に繋養先の牧場から、仮預託先となる早来エクワインファームに移動しました。
最終繋養予定地の鹿児島のホーストラストでは、梅雨から酷暑の時期は受け入れを原則停止しており、移動待ちの間に去勢手術や健康診断などを実施し移動に備えます。健康上問題がなければ9月に鹿児島へ移動予定です。
セイクリムズンは、父エイシンサンディ、母スダリーフの血統で、2008年に競走馬デビュー後は、さきたま杯(中央交流JpnII)、根岸ステークス(GIII)、カペラステークス(GIII)など、数多くのダート重賞競走で活躍しました。引退後はレックススタッドにて種牡馬生活を送りその後奥山牧場へ移動し、種牡馬生活を続けていました。
鹿児島に移動したらなかなか会いに行けないからと、仮預託先の早来エクワインファームにオーナー様自身がセイクリムズンに会いに来てくださいました。
セイクリムズン プロフィール
<仮預託先での見学について>
早来エクワインファームでの見学は可能ですが、必ず事前連絡をお願いいたします。(営業時間 9:00~17:00 TEL 0145-22-3227)
【モアザンベスト】
(画像提供:スウィングフィールド牧場)
引退馬協会のフォスターホースであるマンダララでおなじみのスウィングフィールド牧場の依頼により、14頭目の受け入れ馬としてモアザンベストが決定しました。
モアザンベストは、2002年アメリカ生まれ。2002年に日本で競走デビューし、2007年に引退。14戦4勝を挙げ繁殖入りしました。
2008年からこれまでに8頭を出産、モアザンベスト自身に重賞勝ちはないものの、第二子で障害競走で活躍し、新潟ジャンプステークス(JGIII)を制したタイセイドリーム(父ディープインパクト)を輩出していることから、この度受け入れが決定しました。
脚部や健康に不安があるため、健康診断等を行った上で慎重に預託先を決定します。移動先が決まるまではスウィングフィールド牧場でお世話になります。
モアザンベスト プロフィール
<仮預託先での見学について>
現在まだご見学は受け入れておりません。
可能になりましたら引退馬協会のホームページ内「ニュースとお知らせ」で報告いたします。
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<フォスターペアレント(FP)会員募集>
フォスターホースとして新たに仲間入りした2頭の余生を応援していただければ幸いです。
新規ご入会はこちらから
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既に引退馬協会に会員登録がある方はこちらから
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どの馬を選んでいいかわからないという方は、「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくとフォスターホースを特定せず、すべての馬に対してご支援いただけます。
<受け入れ状況と今後の受け入れについて>
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、自身がジャパン・スタッド・ブックインターナショナルの助成金対象馬であることまたは海外の重賞勝ち馬であること、または自身がそれに該当しない場合でも、該当する産駒を輩出している繁殖馬(牡馬・牝馬)を受け入れています。
受け入れた馬は、引退馬協会のフォスターホースとして、終生大切に繋養いたします。
現在、発表前の内定馬一頭のほか7頭の受け入れが可能です。
受入のご相談は引退馬協会北海道事務所にお電話(TEL 0123-76-7333)
または引退馬協会のホームページ内のお問い合わせフォーム
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どうぞよろしくお願いいたします。
ナイスネイチャ・33歳バースデードネーション収支報告
2022/4/14 12:02
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
2022年2月28日時点での収支を下記のとおり報告いたします。
※支払手数料にはクレジットカードの決済手数料を含みます。
《現状報告と主な変更点、収支報告》
お寄せいただいたご支援により、これまでに12頭の引退馬をフォスターホースとして受け入れることができました。残念ながらアサヒライジングはフォスターホースとなってから間もなくに亡くなってしまいましたが、どの馬も穏やかな余生を過ごせることは、みなさまのご支援の賜物とあらためまして心より御礼申し上げます。
昨年のクラウドファンディング開始段階でご説明した内容と、この一年で変更のあった点は以下の通りで、上記の収支表に反映しております。
当協会に受け入れた馬は全頭ホーストラスト(鹿児島県)に預託する前提でしたが、繁殖を終えた高齢馬は健康診断の結果、環境の変化や長期治療、長距離輸送が不安な馬がなど多く出ました。
馬のことを考えた結果、北海道での預託が増え全体の預託料も増加しました。
次に収支の概要についてご説明いたします。
2022年2月末現在の寄付金総額は約4,004万円となっております。
一方支出総額は、クラウドファンディング手数料や長期リスクに備えた準備金を含め約2,453万円を計上しております。
余裕があるように見えますが、このところの物価上昇の影響で飼料や燃料が高騰しており、今後のリスク要因となる可能性があります。このため、寄付金額の一部(255万円)を「長期リスクに備えるプール金」に繰り入れることといたしました。これにより、2月末のプール金合計額は1,200万円、支出とプール金合計額は2,453万円となっております(該当部分を上記の収支表で黄色のハイライトで明示してありますのでご確認ください)。
なお、今後の収支につきましては、改めてこちらのサイトにて報告いたします。
ダノンシャーク預託先移動のお知らせ
2022/3/15 11:13
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」にお寄せいただいたご支援による12頭めのフォスターホースとして受け入れたダノンシャークが、種牡馬として過ごしたブリーダーズスタリオンステーションから、2月28日に新たな預託先となるMTHケイムズへ移動しました。
ダノンシャーク 受け入れの経緯について
ダノンシャーク 移動のお知らせ
移動に際してはブリーダーズスタリオンステーションの場長様やいつもお世話をしてくださっていた方が付き添ってくださったこともあったからか、MTHケイムズへ着いてからも大変落ち着いているとのことです。
移動の様子はホームページの「ニュースとお知らせ」に掲載しています。
なお、ホームページ上にダノンシャークのブログを開設いたしました。今後「シャークくん」の近況報告はそちらでお伝えしていきます。
3月9日にフォスターホースとして初めての誕生日を迎え、満14歳になったダノンシャークを末永くお見守りいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像:移動翌日のダノンシャーク(撮影:引退馬協会)