ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション 16頭目のデフィニット号受け入れました!
2022/10/19 12:15
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。認定NPO法人引退馬協会事務局です。
10月18日をもって、引退繁殖牝馬のデフィニット号をフォスターホースとして受け入れました。デフィニットは、エリモシックでご縁のある那須野牧場からの譲渡馬です。
デフィニットは1997年アメリカ生まれの25歳。2000年に日本で競走馬デビューし、8戦1勝で約1年の競走生活を引退。その後繁殖に上がり、10頭を生産。小倉2歳S(G3)勝ちのデグラーティア(父フジキセキ)と京王杯2歳S(G2)勝ちのボールライトニング(父ダイワメジャー)の二頭の重賞勝ち馬を輩出しました。
繁殖生活の晩年は不受胎が続いており、ここ数年は繁殖も引退していました。
デフィニットは健康でどこも悪いところがあるわけではありませんが、既に25歳であることから、タイキポーラがお世話になっている青森の小笠原牧場さんにお世話になります。
10月18日14時半ごろ、青森に無事到着したとの連絡がありました。
タイキポーラともども、ご支援よろしくお願いいたします。
デフィニット・プロフィール
33歳のバースデードネーションで受け入れた馬たちの費用は、当初のお約束の通り「ドネーションの特別会計」から「引退馬協会の一般会計」からの支出に順次移行しております。現在、33歳に寄せられた資金は、今年に入って受け入れたダノンシャーク以降の馬たちの経費に充当しています。詳しい収支報告については、11月頃に改めて掲載いたします。
受け入れ状況と今後の受け入れについて
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、自身がジャパン・スタッド・ブックインターナショナルの助成金対象馬であることまたは海外の重賞勝ち馬であること、または自身がそれに該当しない場合でも、該当する産駒を輩出している繁殖馬(牡馬・牝馬)を受け入れています。受け入れた馬は、引退馬協会の所有馬(フォスターホース)として、終生大切に繋養いたします。
受入の相談は引退馬協会の北海道事務所にお電話(TEL 0123-76-7333)または
訂正とお詫び
2022/8/24 17:04
先のハギノハイブリッド受け入れ発表の記事で、ハギノハイブリッドの主な優勝レースとして神戸新聞杯と記載してしまいましたが、正しくは京都新聞杯です。
訂正の上、お詫び申し上げます。
ハギノハイブリッドを受け入れ!~ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション
2022/8/24 16:17
あたたかなご支援ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、14頭目となるハギノハイブリッドを受け入れることになりました。ハギノハイブリッドは、2013年に競走馬デビュー、2014年の京都新聞杯(GII)の優勝実績があり、現役時代の馬主様がプライベート種牡馬として大事にしてきましたが、種牡馬を引退するにあたり繋養先のアロースタッドの運営をしているジェイエスよりご紹介いただきました。ディープスカイ、クレスコグランドと同じく栗毛の鼻梁白の派手な顔が印象的です。
ありがたいことに9月に鹿児島のホーストラストに移動するまで、馬主様が預託料をご負担してくださっているため、正式な譲渡は移動時となりますが、先行して発表する許可をいただきました。併せて、多額のご寄付をいただきましたこと、ご報告申し上げます。
ハギノハイブリッド・プロフィール:
33歳のバースデードネーションでは、ジャパンスタッドブック・インターナショナルの助成金対象馬となる引退繁殖馬、自身は助成金対象ではなくても、助成金対象となる馬を輩出している引退繁殖馬を引き続き受け入れます。これから繁殖を引退する馬についてもご相談を承ります。
【お問い合わせ・ご相談】
引退馬協会のお問い合わせフォーム
よりご連絡いただくか、北海道事務所(TEL:0123-76-7333)までお連絡ください。
セイクリムズン、モアザンベストの2頭受け入れ決定!~ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションの現況報告
2022/7/1 18:20
いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
繁殖シーズン中はお声かけがない状態が続いていた功労繁殖馬の受け入れですが、2022年の繁殖シーズンが終わり、新たな動きが出ています。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の追加受け入馬として、セイクリムズンとモアザンベストの2頭の受け入れが決定いたしましたのでお知らせいたします。
【セイクリムズン】
この度種牡馬を引退するにあたり、獣医さんのご家族の仲介により、「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の13頭目の受け入れ馬として、セイクリムズン号が決定しました。
6月20日に繋養先の牧場から、仮預託先となる早来エクワインファームに移動しました。
最終繋養予定地の鹿児島のホーストラストでは、梅雨から酷暑の時期は受け入れを原則停止しており、移動待ちの間に去勢手術や健康診断などを実施し移動に備えます。健康上問題がなければ9月に鹿児島へ移動予定です。
セイクリムズンは、父エイシンサンディ、母スダリーフの血統で、2008年に競走馬デビュー後は、さきたま杯(中央交流JpnII)、根岸ステークス(GIII)、カペラステークス(GIII)など、数多くのダート重賞競走で活躍しました。引退後はレックススタッドにて種牡馬生活を送りその後奥山牧場へ移動し、種牡馬生活を続けていました。
鹿児島に移動したらなかなか会いに行けないからと、仮預託先の早来エクワインファームにオーナー様自身がセイクリムズンに会いに来てくださいました。
セイクリムズン プロフィール
<仮預託先での見学について>
早来エクワインファームでの見学は可能ですが、必ず事前連絡をお願いいたします。(営業時間 9:00~17:00 TEL 0145-22-3227)
【モアザンベスト】
(画像提供:スウィングフィールド牧場)
引退馬協会のフォスターホースであるマンダララでおなじみのスウィングフィールド牧場の依頼により、14頭目の受け入れ馬としてモアザンベストが決定しました。
モアザンベストは、2002年アメリカ生まれ。2002年に日本で競走デビューし、2007年に引退。14戦4勝を挙げ繁殖入りしました。
2008年からこれまでに8頭を出産、モアザンベスト自身に重賞勝ちはないものの、第二子で障害競走で活躍し、新潟ジャンプステークス(JGIII)を制したタイセイドリーム(父ディープインパクト)を輩出していることから、この度受け入れが決定しました。
脚部や健康に不安があるため、健康診断等を行った上で慎重に預託先を決定します。移動先が決まるまではスウィングフィールド牧場でお世話になります。
モアザンベスト プロフィール
<仮預託先での見学について>
現在まだご見学は受け入れておりません。
可能になりましたら引退馬協会のホームページ内「ニュースとお知らせ」で報告いたします。
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<フォスターペアレント(FP)会員募集>
フォスターホースとして新たに仲間入りした2頭の余生を応援していただければ幸いです。
新規ご入会はこちらから
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既に引退馬協会に会員登録がある方はこちらから
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どの馬を選んでいいかわからないという方は、「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくとフォスターホースを特定せず、すべての馬に対してご支援いただけます。
<受け入れ状況と今後の受け入れについて>
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、自身がジャパン・スタッド・ブックインターナショナルの助成金対象馬であることまたは海外の重賞勝ち馬であること、または自身がそれに該当しない場合でも、該当する産駒を輩出している繁殖馬(牡馬・牝馬)を受け入れています。
受け入れた馬は、引退馬協会のフォスターホースとして、終生大切に繋養いたします。
現在、発表前の内定馬一頭のほか7頭の受け入れが可能です。
受入のご相談は引退馬協会北海道事務所にお電話(TEL 0123-76-7333)
または引退馬協会のホームページ内のお問い合わせフォーム
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どうぞよろしくお願いいたします。