2010年に急性骨髄性白血病に罹患し、化学療法や移植治療を行いました。

身体的な辛さはもちろんでしたが、抗がん剤による脱毛や肌の状態などの見た目の変化、 さらに妊孕性の問題など、女性として様々なハンデを負ったように感じていました。

そのような中で、スマイルハートさんのドレス撮影会に参加し、女性として楽しむことを諦めたくない、と改めて感じたことを覚えています。 もちろん問題そのものが解決するわけではありませんが、こうしたイベントを通じて「ここまで頑張って来て良かった」と思える瞬間を積み重ねることで、少しずつ強くなれるのではないかと思います。

サバイバーにとって魅力的なイベントを今後も楽しみにしています。

代表のえりなさんは、一言で言えば「パワフル」です（笑）そんな元気で明るい笑顔が、 素敵なえりなさんが代表を務める「NPO法人スマイルハート」は、がん患者の方、がん 経験者の方、そのご家族の方を笑顔にする為の活動をされています。ご自身でも乳がんを 経験し、そして克服されているので闘病中でも楽しく過ごす方法や、前向きに生きる方法など 皆様の気持ちに寄り添いながら、説得力のあるアドバイスをして頂けます。私自身もがんを、７年前に経験して いますが、病気のことをネットで検索すると、ネガティブな情報が多く、逆に落ち込んでしまうことがよくありました。 がんが治った人、元気になった人の情報が知りたいのに、当時はそういう方の情報発信が乏しかった為、孤独でした。 えりなさんは、がんを克服した側からの発信を常に行っていますし、またがんに関わる方を繋ぐHAPPYになれる イベントも開催しています。もし今とうびょう中で辛い方もスマイルハートのイベントに参加することで絶対に楽しい 時間を過ごせますよ！とうびょう中の方、また支える家族の方は、１人じゃないと、みんなで一緒にがんばろう！と思わせてくれるので 是非参加されてみてはいかがでしょうか？オンラインでのイベントも多数開催しております！そんなスマイルハートさんを皆様応援して 頂けると幸いです！どうぞよろしくお願い致します♡

2013年、或る日、下着が浅黒く汚れていました。乳がん？と一瞬頭をよぎり「乳がん、出血」と検索するもヒットなし。約3週間後渋々病院へ赴きました。

結果、マンモもエコーも触診も異常なし。念の為、分泌物を検査。2週間後、なんと、クラスⅤの悪性腫瘍が見つかりました。手術しなかったら１ヶ月の命ですね、家族を連れてきてくださいとの先生の言葉が全く頭に入りませんでした。

私は、ペイジェット病という乳がんでした。100〜150人に1人の稀な乳がんになってしまったのでした。 乳がん、全摘と告知されても、私は泣きませんでした。落ち着いていました。しかし、手術の翌日、私は、右胸を失ったことを思い知らされ、初めて激しく泣きました。死と引き換えになくした右胸。もう元の体に戻らない。それは私を絶望の淵に陥れました。

入院中、患者会もなく、たった一枚渡されたリマンマルームのパンフレットだけが頼りでした。退院後、行きました。そこで、乳房再建の話を初めて聞き、それからたった一人で、パソコンと向き合い、乳房再建や患者会を検索しまくりました。結局、患者会はほとんどがその病院で手術を受けたり処置を受けた方々の為のように感じ、どこにも属することはできませんでした。私が入院した病院でのこと、先生のこと、何より、病気のことや心のこと相談できる人は誰もいませんでした。

今でも時々、手術受けないほうが良かったのではないかという思いが心をよぎります。そんな私に希望の光を与えてくれたのが、ある日、何気なくTVで見たスマイルハートのドレス撮影会でした。ものすごく衝撃を受けました。ひとりひとりのガンサバイバーさんたちが輝いている！私ももう一度輝きたい！それは、きれいなドレスを着ることではなく、今日という日を命の限り精一杯生きたい！自分を偽ってどんなときでもガンに対し平静を装ってきた私を開放してあげたい！という願いでした。スマイルハートなら私の心を受け止めてくださるに違いないと思ったのです。

がん患者さんが笑えば、社会はもっと生きやすくなる。そんな想いに賛同し、応援します！
社会が抱える課題を、自分ができることで解決していく。そんな一歩がここから生まれますように。
一般社団法人 営業部女子課の会　代表理事Founder／株式会社ベレフェクト代表取締役　太田彩子