事務局長 加藤航也からのメッセージ
2020/8/4 13:05
いつもお世話になっております。まるオフィスの加藤航也です。
この度はマンスリーファンディングのキャンペーンページを見ていただき、応援していただき、誠にありがとうございます。 おかげさまでまるオフィスは5年と4ヶ月を迎えました。
最初はがらんどうの事務所に3人で、まさしく1からのスタートでしたが、現在まるオフィスはスタッフ・パート、インターン生まで含めて12人になりました。 スタッフの数もですが、5年前には「教育」を掲げ事業をすることも、そしてこんな規模になってることも想像していなかったのだから、5年の月日は伊達じゃないですね(笑)。
でも実は、”教育のタネ”はもっと前から撒かれていました。
震災ボランティアで唐桑に入った仲間たちが2012年から小学校や中学校に入っていったこと。
からくわ丸学生部隊や広島部隊(どちらも唐桑の応援を目的とした学生サークル)の大学生たちが唐桑の小学生の為に企画を行っていたこと。
直接教育のことだけでもありません。
移住・定住支援センター MINATOをやっていて見えてきた、気仙沼を好きな人が多いということ。
ぬま塾・ぬま大学を通して培ってきた、気仙沼でチャレンジができるという気風。
そして、気仙沼で出会ってきた人たちの言葉や想い。
それらが、全部繋がって今の事業になっているんです。 そう考えて、我が団体のことながら感動してます。(笑)
僕自身、教育や地域活性のことなんて、高校や大学で勉強してきたこともなく、まさか今こういったことを仕事にしているなんて、10年前には思ってもみませんでした。 でも今は、むかし描いていた未来より、もっとやりがいのあることをしている実感があります。
それはきっと、「誰の笑顔になっているか」が見えているからだと思います。
僕がまるゼミに関わって印象的だったことがあります。
コロナウィルスが流行して学校に行けない生徒たちと一緒にやった「バーチャル文化祭」。直接会えないながら高校生たちと作り上げたその文化祭には、日本全国から多くの方にご参加いただきました。 そしてそこで見たのは、コロナ禍であっても高校生でも行動ができるということ。オンラインであっても団結してチームを作ることもできるということ。それを機に成長していく子がいること。先輩に続いて自分も何かやりたいと思う子たちがいること。
そして、そこから生まれるたくさんの笑顔を見せてもらいました。
僕らにとってそんな「誰かの笑顔になれている」実感は、事業を進めていくための推進力になります。やっていくことを信じられる。
いろんな人の想いをつなげて、それを笑顔に変えていく。
言葉にすると、最高にハッピーですね。(笑) うんうん、やりがい十分。
「新しい学び」というのはまだまだわかりづらいことかもしれないけど、それが何に繋がっていくかは、僕らははっきり見えています。
それを多くの人にも見て可能性を感じてもらえるよう広めていけるよう、頑張りますので、みなさまどうぞ応援よろしくお願いします!
まるゼミの歴史2020(第1章)
2020/8/3 19:21
代表の加藤拓馬です。
今日から何回かに分けてまるゼミの歴史を振り返ってみようと思います。
歴史と言ってもたいした年数はないです。4〜5年ほどでしょうか。
この前…コロナが流行する前なので、いつだっただろう…お酒の席で、地元気仙沼の若手経営者の方にこう言われました。
「たくまの何がすごいって、その歳でその“退き際”だよね」
何から退いたっけ…
「いつ間にか観光事業から教育にテーマ変わってたよね。ツェルマットまで行って」
いやぁ、なんかすみません。
「ちがうちがう、褒めてるの」
やりたいこと、やるべきことを見据えて、周りに流されずに、自分の道を行くのはすごいことだよ、と褒めてもらいました。
そうそう、教育事業まるゼミのスタートは実は観光プログラムでした。
かずまる親分とツアーのプログラムづくりを始めたのは2014年から。
「30年後、このまちで魚とるヤツぁいねくなるぞ」
飲みにいくたびにそう警鐘を鳴らす親分の眼は本気でした。
どこの船にも後継者はいねぇ、そもそも漁師の親は子どもに漁師を勧めねぇ、と。
そんなときでした。
忘れもしません。
2014年、東京の大企業から出向してきた市長直属部隊、通称エキスパート!の森ナルさんと、まだあんときは仮設店舗だったな、とんかつを食べに行ったときです。
「唐桑で漁師体験やらへんか」
「唐桑半島は気仙沼の観光のダークホースになる」
観光。当時はヨソから大学生を受け入れてはしょっちゅうフィールドワークを実施していたので、あまり抵抗はありませんでした。
何より、ヨソものが来ることで漁師たちが自分たちのくらしの価値を再発見してもらえれば。副収入につながれば。
それは事業継承の意欲へとつながるはずだ。
すぐ、かずまるの親分ん家を訪れました。
「漁師のくらしをそのまんま半日体験できるプログラム、つくりましょう」
こうした始まった漁師体験を発展的に実施するため、2015年法人格をとりました。
私は市役所で復興支援員もやってたので、当時はいくつも事業をやってたんですが。
それがまるオフィスだったのです。
はー、そうだったのね。そうだったんです。
戦略とかは特に無し。財源も無し。一本の助成金頼み。今考えると無謀の極みです。
なんだかんだひーひー言いながら黒字目指していろんなことに挑戦してました。
気仙沼の観光をどう魅力的にしていけるか。いろんな漁師と協働しながら、ツアーの受け入れを進めていました。
そしたら2016年、また森ナルさんに声をかけられます。しかも2つ。
1つ。経営未来塾。
復興を担う経営者人材をゴリゴリ鍛え直すプログラムに起業したばかりの私が入塾することになりました。
もう1つ。その前に3月、スイスに行かないか?と。
市の観光戦略として「DMO」と呼ばれる組織体制づくりを目指していた市は、観光人材10名を選抜して、世界的な観光先進地ツェルマットに視察に行かせるという計画を立てていました。そこに唐桑半島から選ばれたのです。
平成の遣欧使節団です。
3食チーズ、チーズチーズという極限状態で、私たちは夜な夜な議論を繰り返しました。
このスキーリゾート地は確かに何かが違う。
観光地の「経営」と「マーケティング」が成されている。どう気仙沼に持ち帰れるか。
帰国が近づき、他の9名が帰国後の役割も見い出しつつあるころ、私はあることが気になっていました。
それは「地域教育」です。
ツェルマットの地元の若者のUターン率は驚異的で、いなかの小さなまちでも人口が減っていません。
地元人材が教育に関わるのは当たり前で、例えば学校に呼ばれて授業をしたとしても「名誉ある負担」として対価など求めません。
この「地域教育」がしっかり成されているから、みな高校、大学進学で他地域に出て行ったとしてもそれはあくまで修行のためで、将来は帰ってくるのです。
持続可能な観光地の根っこにあるのは、地元の「カネ」だけじゃなく「ひと」が還流する仕組みだったんです。
そこにわくわくしちゃった私は、帰国後、観光事業から抜けることになります。
つづく
8/9(日)に【シェア祭り】を開催します!
2020/8/2 18:58
//みんなで一緒にキャンペーンを盛り上げましょう〜//
まだまだはじまったばかりの、まるクルー50人募集キャンペーン。
「1人でも多くの方に、まるオフィスのことを知ってもらいたい」
そんな私たちの思いをおでって(お手伝い)してくださる方、募集中です!
シェア祭りは、Facebook上で投稿を「シェア」するだけ。とっても簡単です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日時:8/9(日)19:00〜23:00
場所:Facebook上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お祭りの詳細&参加方法はこちら ↓↓↓
この日の夜は、多くの方の一斉シェアで、キャンペーンを盛り上げたいと思います。
多くの方に、まるオフィスの思いを届けるために、どうぞよろしくお願いいたします!
まるオフィス活動報告会2020オンラインを開催しました!
2020/8/2 18:48
まるオフィス初となるオンライン活動報告会を8/1に開催しました!
第1部・第2部合わせて延べ約150名の方にご視聴・ご参加いただきました!
日本全国、はたまた海外からも視聴してくださり、広く伝えられる機会となりました!
みなさんご参加いただき本当にありがとうございました!!!
報告会はYoutube配信の第1部とzoomをつかった第2部の2部構成!
第1部では、代表の加藤拓馬よりまるオフィスの事業全体の説明と、なぜ教育事業を今しているのかをお話しさせていただきました。
そして、これまでまるゼミに参加してくれていた唐桑出身の大学生・伊藤夕妃ちゃんに出演してもらい、「まるゼミに参加して一番印象に残っているエピソード」というテーマでお話を聞きました。
第1部後半はスペシャルトークセッション!
まるクルーであり拓馬と旧知の仲の郭晃彰さんと、いつも身近で僕らを支えてくれている民宿唐桑御殿つなかんの女将・菅野一代さんに加わっていただき、拓馬と夕妃ちゃんの4人のトークセッションを行いました。
移住者が唐桑に住んでどうなったか?
withコロナで人の流れがどうなっていくか?
どういう教育の在り方がもとめられるか?
などなど、興味深いテーマで会話が繰り広げられていきました!
第2部は1部とは趣向を変えた「まるオフィススタッフぶっちゃけトーク」!
①たくま&えま 『ぶっちゃけ、最近仲良くしてる?』
②しゅん&あすか&けん 『チームぬま大ぶっちゃけどうなの? 』
③こうや&かなこ&こうだい 『チームMINATOぶっちゃけどうなの? 』
という3つのテーマに参加者も分かれ、それぞれ参加者を巻き込んだぶっちゃけ話が展開されました。
1部と違って参加者の顔が見える中で、それぞれ懐かしの出会いがあったり、参加者から事業の糸口をもらったりと、参加者の方々と共有して一緒に時間をつくることができました。
イベントに参加してくださった方からは
・人、地域を考える貴重な時間をありがとうございました
・一人一人の個性がより出てて、何か社会に対しての新しい関わり方を体現してくれているように感じました。
・皆さん、ちょー久々に顔が見れてものすごく嬉しかったです。(中略)みんなの声でエネルギーをもらいました。応援しています!
など、温かいメッセージをたくさんいただきました!
そんな温かいメッセージを受けて、
最後に代表より、ご参加くださった皆さんへメッセージです。
代表 加藤拓馬からのメッセージ・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日報告会に参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
これから震災10年に向けて、Withコロナ社会に向けて、私たちも一皮むける必要がある!との思いで決行しました。
改めていろんな人とのつながりを再認識して、昨日はほっこりぐっすり寝れました~笑
「気仙沼から日本の学びをアップデートする!」を掲げて、私自身2020年は再出発の年になりました。
2021年からはポスト復興期に入りますが、新たな価値を気仙沼から発信していけるよう、まるオフィスのひとりひとりが突き進んでいこうと思います。
オンライン企画はまた実施しようと思いますので、また視聴してくださいね。
これからもよろしくお願いします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
(事務局長 加藤航也)
――
※第1部のみ、以下のURLからご視聴いただけます。
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