このキャンペーンは継続寄附になります。

このキャンペーンでは継続(毎月)での寄附を集めています。初回の寄附決済以降、毎月1日に自動的に初回に寄附いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。

NPO法人ASOVIVA

支援者数

104人

支援総額

100,100円

支援者数

104人

残り

終了

ある日、子どもが学校に行けなくなった。

娘が中学 1 年の夏、彼女は熱中症で倒れました。部活中の出来事です。
それをきっかけに彼女は学校に行けなくなりました。

特別、いじめがあったわけでも勉強が苦手なわけでもありません。 少しのきっかけで、彼女の中の何かがプツッと糸が切れたようになって 起き上がることができなくなったのです。

それからは、何とか毎日を過ごす日々が続いていました。 今の日本で、学校に行かないって結構ハードルが高いです。

まずは周りの反応

「えっなんで?」
「いじめられたん?」
「勉強嫌いなん? 」

親族からは

「 何で行かせへんの?学校行かすんは親の責任やろ?」

表面だけをとらえた声ばかり。
実際に公的支援もまったく得られません 。

義務教育って言いながら、 学習も運動も本人任せ、それをしたければ学校という檻の中に来なさい。 上から目線 。

子どもの権利はどうなるんやろう?

勉強や運動は家でもなんとかなるかもしれないけど、友達は? いろんな人との交流は? 親だけでできることって限界がある。その時に思い知りました。

家以外の居場所を探していた、 そんな時に出会ったのが ASOVIVA でした。
初めての見学の日、 「ASOVIVA?何?どんなとこ? デモクラティックスクールって? 」不安がいっぱいの中、 千早赤阪村にある一軒家の玄関扉を とても緊張して押し開けたことを思い出します。

そんな不安を裏切るように 初体験の ASOVIVA はとっても居心地のいいところでした。

それは 子ども一人一人がその子らしく居られるように尊重される場で、スクールで過ごす内容はその子一人一人が考え、みんなが心地よく過ごすためのルールや掃除当番やイベントもすべて、 子どもら自身で話し合って決めているところ、etc...

そしてこの素晴らしい場所は今、 娘にとっての大切な居場所になっています。

泣き崩れ、一歩も動けずうずくまっていた彼女が この場所でたくさんの笑顔を見せながら 前を向くことができるようになりました。

きっとここなら大丈夫、安心して日々過ごしいけると 信じています。

こんな素晴らしい居場所 ASOVIVA が これからもっと いろんな方の居場所になっていくことを願っています。



まゆみさんは、娘さんの様子を観ていて限界を感じ、「学校に行かなくていいんだよ」といった声かけをされたそうです。

100%の力を出し切って頑張っていた娘さんは、お母さんからの言葉で学校に行かない選択をすることができました。

学校に通っていた時の自分は、真面目に真面目に頑張って、全身のネジをガチガチに閉めているような感じだったと、娘さんは話してくれました。

ASOVIVA!では、全部のネジがゆるゆるになって、自分らしく過ごせているそうです。

親は、我が子の前に立ちはだかる強固な壁になることもできるし、木陰で休ませるための大きな樹になることもできます。

まゆみさんの温かな関わり方に、私たちも学ばせてもらっています。
いつもありがとうございます。


小学校に勤務していたわたしは、学校に登校しながらしんどい想いをしている子ども達と出逢い、2年半前に、不登校の子ども達の居場所『にじっこ』を立ち上げました。(現在は、滋賀県内の小中高生対象で月8回開催、NPO法人 好きと生きる の事業)

指示や制限がなく、安心して自分のしたいことをして過ごし、無条件に楽しんだり気兼ねなく休んだりできる場所を、一つでも増やしたくてつくりました。

「学校に行けないから」「学校に合わないから」ではなく、全てが引け目のない同等の選択肢として認められる社会になってほしいです。

また、現在、「子ども達の想いが中心にある学び舎」(それぞれの学びたいことを、それぞれのペースで学べる場)をつくるため、プロジェクトを進めています。

子どもも大人も、誰もが『わくわく』できる場を増やしたいという想いは、ASOVIVAと全く同じです。

私ごとですが、私は9年前に6歳の娘を亡くしました。 病気も障害も重かったけれど、この世の命は全て等しく尊いことを知りました。

そして、出逢う子ども達みんな、『今ここに生きていてくれること』に感謝しかないです。 一人ひとりの存在そのものが守られる社会を、ASOVIVAの理念と共に願っています。

ASOVIVAの子ども達やスタッフさんとは、昨年から仲良くさせていただいていますが、それぞれの『好き』を認め合い、のびのび学び、何かを決める時や誰かが困った時には、みんなが集まりミーティングで話し合う姿に感銘を受けました。

何よりそこにはいつも『愛』が詰まっています。

ASOVIVAの子ども達との出逢いも、わたしにとっては宝物です。 それぞれがありのまま過ごせる場所であるASOVIVAに、これからも必要な子ども達が安心し継続して通えるよう、今回のキャンペーンを応援します!!

不登校の子ども達の居場所 にじっこ 代表 虹の学び舎プロジェクト
代表 林ともこ(こんとも)



こんともちゃんは、滋賀県で不登校の子ども達の居場所を作ったり、愛娘の明音ちゃんからの命のメッセージを伝える講演活動をされています。

そして新たに学びの場も開こうと準備を進められています。

にこやか~な笑顔と気さくさで、子ども達もすぐに打ち解けてしまいます。
一緒に活動されているJERRYBEANSというバンドの3人も、不登校だった頃に出逢ってバンドを結成し、学校などにもライブに行って子ども達を勇気づける活動をされています。

こんともちゃんと娘さんとのことを曲にした「虹色letter」が発売されたそうです。ぜひ彼らの対談や楽曲を聴いてみてください。

こんともちゃん、いつもありがとうございます。

●「虹色letter」ダウンロード販売ページ

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●書籍『あ〜ちゃんの虹』林ともこ(文芸社) ※Amazonネットショップ
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●Facebookページ『あ〜ちゃんの虹』 (林ともこによる講演会の情報を掲載しています)
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●JERRYBEANS公式WEBサイト (不登校の経験を伝える講演ライブ活動の情報を掲載しています)
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●JERRYBEANSアート&ブログ (音源や歌詞、ライブレポートなどのブログを更新しています)
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●NPO法人 好きと生きる公式WEBサイト (JERRYBEANSや林ともこが理事を務めており、講演ライブや居場所づくりを運営しています)
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ASOVIVA!では毎日のように様々な議題がミーティングで話し合われます。
その中で、日々の活動の中で困ったことや、うまくいかないことが話し合われることも多くあります。

困ったことをどのように解消していくのか、うまくいかないことをどのように調整していくのか、その内容の多くが人とのかかわりの中で生まれることです。

自分が困りごととしてとらえていたことが、相手の言い分を聞いてみたら納得して困りごとではなくなった。

うまくいかないことをみんなに話してみたら手伝ってくれる人が現れた。

その議題や人によって出てくる解消方法は様々ですが、話をしてみること、自分の気持ちを出してみることで、解決策が自然と湧き出してくることが多くあります。

ASOVIVA!に来る子どもたちが、初めからそれができたのかというと、そうではありません。

多くは、学校生活の中で様々なしんどさを感じてきた自分に問題があると思い、自分との関係性、人との関係性に自信を失っています。

ミーティングでどんな意見を言ってもいいと言われても、発言できない自分と出逢う子も多います。

みんなと違う自分はダメだという否定
イヤなことをイヤと言ったら嫌われるという恐れ
本音が分からない自信のなさ


などがその原因です。

「学校に行っている時、自分の考えを持っていると自信があったのに、求められていること、期待されていることを自分の考えだと勘違いしていた。」

と、自分への気づきを話してくれた子がいました。

また、

「私はいつも周りの人の目を気にしてしまうし、自信がなくて。」

とミーティング中に泣きながら伝えてくれた子もいます。

それぞれのペースに違いはありますが、子ども達の多くが、ASOVIVA!に来るうちに次第に素直な自分を表現してくれるようになり、自信のある表情へと変化していきます。

その理由は複合的だと思います。

みんなが自分の気持ちや考えを素直に伝えている
大人から指示されない
みんなの意見がスクール運営に本当に反映されている
場やみんなへの安心感や信頼感が持てるようになる

など、安心感・信頼感・自己効力感が育まれる環境が揃っているからだと考えます。

保護者やスタッフをはじめとする周りの大人たちが、子どもたちを信じて任せ続けることで、ASOVIVA!は大人の想像のはるか上を行く、愛あるコミュニティが育っていて、大人の方がその世界観に魅了されているのです。


15歳の孫がお世話になっていまして、時折送迎を頼まれ、そのときの孫の話や様子を、と思います。

中一から三年間不登校だった彼女にとって、久しぶりの集団生活は、当初やはり 緊張したと思うのですが、

「今日は一人でお弁当を食べた」

という言葉を聞いた時、彼女の気持ちを汲み取って、そうさせて下さったことが、静かに受け入れて頂いている、という安堵を感じたものでした。

その内に、歓声をあげながら、バドミントンに興じている姿がみられるようになり、それから間もなく、「原っぱ」と呼ぶ 文字通り原っぱのようなスペースに引率して頂いた日に、余程楽しかったのでしょうか、「これから毎日通いたい」と言いました。

幼い頃、思い切り体を動かして遊んだ快感がよみがえったのかもしれません。

アソビバは当初の千早赤阪村の民家から河南町の広い民家に引っ越しされ、この環境を彼女もとても喜び、自宅から自転車で通うようになりました。

ゆったりした間取りの、レトロモダンな家の裏には広い庭があり、その向こうには畑、それから澄んだ水の小川、そのずっと先にはなだらかな金剛の山並み。

こんな環境もあって、徐々に元気になっていく彼女はアソビバで出会った人達がとても大切な仲間に思えるようで、いつか山辺道を歩いた時、

「アソビバの皆と来たいな」

と呟き、これは後日実現したようです。

「アソビバの人達は個性的で、楽しい。よく笑い合ってるよ」

アソビバにお世話になるようになって半年余り。最近こんな風に話してくれました。

写真が趣味の彼女からは、折々に、ヤギやヒヨコ、通う道中の美しい風景などの「作品」がLINEで送られてきます。

これらもアソビバに通わせて頂くことで心を満たして頂くことの幾つかだろうと思っています。

お泊まり会では、4歳の人と入浴して、幾分緊張しながら、彼女なりに「お世話」をしたつもりのようです。こんな異年齢の人達とお付き合いできることも得難いことかなと思います。

このような場を得られたことに心から感謝していますが、運営はかなり大変ではないだろうかとも感じています。

子供の多様な受け皿のひとつとして、アソビバが地域にしつかりと根付くように、近隣の自治体の公的な支援があれば、、。とも思うことです。


和子さんは、8月8日に掲載記事のさおりさんのお母様です。

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直接の保護者さんではないですが、日々お孫さんの送迎などのサポートをされています。

お孫さんの来る回数が増えて来た頃、お母さんさんが少し入院された時期がありました。和子さんが送って来られた時、「アソビバに行くために早起きして、自分でお弁当を作っていました。」と、目を細めて教えて下さいました。

最近のとても元気な様子にも、「昨夏にはまだ、トンネルの向こうに光が見えない状態でしたので、今の様子は思いもよらないことで、本当に嬉しく思います。」とメッセージを頂きました。

和子さん、いつもありがとうございます。


NPO法人

ASOVIVA

〒585-0035

大阪府南河内郡河南町寛弘寺756-2

0721-21-6989

代表:長村知愛