【あと7日・現在82人!】応援メッセージ:⑭田中力哉さん
2020/8/25 08:26
私は、2014年から地元である千早赤阪村で空き家を利活用するための取り組みを始め、2017年に仲間と共に一般社団法人ちはやあかさかくらすという法人を立ち上げました。今では道の駅ちはやあかさかの運営と、空き家バンクちはやあかさかの運営を担っています。
アソビバを作った石原亮子さん(りょんりょん)とは2017年のくらす立ち上げの時に空き家のDIYワークショップで出会い、そこから今まで一緒に活動してきました。
りょんりょんと出会った時の印象は【豪速球即断即決女子】と言う感じでした。それと同時に【他人、地域や、子供達に愛情深いお母ちゃん】という印象も受けました。
もともと、りょんりょんの妹のノエちゃんと小学校からの友達ということもあり、親近感があったのか仲良くなるのに時間は必要ありませんでした。
豪速球女のりょんりょんはその名の通り、道の駅の立ち上げにとてつもないスピードでどんどん進めていき、今の道の駅があるのは彼女の瞬発力があってこそできたことだと感じています。
そんなりょんりょんは道の駅の話と同時ぐらいによく口にしていたのが、デモクラティックスクールを作りたい、という夢でした。たくさんの仕事、子育て、ライフスタイル変化の葛藤の中、彼女の大きな人生のシフトチェンジを横でみてきたように感じます。
何かコトが起きる時に、そこには必ず人との出会いがあります。私たちもそうでしたし、おそらくアソビバの立ち上げに踏み切ったのも吉元かおりさん(かおりん)を始めとするメンバー達との出会いだったとおもいます。
夢や目標を口にだして、そこに賛同する仲間が集い、いろんな事が実現していく。豪速球は常にストライクとは限らないし、トライ&エラー!でもそこに尋常じゃないぐらいの時間と労力と“想い”を注ぎ込むことができる。仲間の1人からあたらしい自分の道を見つけて作っていくことが、私は本当に嬉しいと感じます。
アソビバに来ている子供たちも、その親御さん達もいろんな人との出会いや繋がりの中からこのスクールに通う決断をして自分の道を広げていっているのだと思います。いろんな活動を通して良質なコミュニティーを作り、地域の魅力の1つに変えていってもらえることを期待しています。
田中力哉さんが代表を務める一般社団法人ちはやあかさかくらすは、道の駅の運営、イベントの企画実施、空き家活用など、村の暮らしや観光に欠かせない役割を担われています。
ASOVIVA!の子ども達も、田中さんを直接知らなくても、スクールの活動で道の駅へ買い物に行ったり、イベントに出演・出店したりと、間接的ではありますが、関わりは濃かったりします。昨年の棚田夢灯りでは灯篭に火を灯すのを子ども達もお手伝いしました。
建築士でもある田中さんは、古民家のリノベーションも得意とされていて、今のASOVIVA!のメンテナンスもご協力頂いてます。
「地域全体が学びのフィールド」と捉えているASOVIVA!にとって、子どもも大人も楽しく参加できる遊びの機会を作ってくれる人達が身近にいること、いつも嬉しく思っています。ありがとうございます!
応援メッセージ:⑬福田洋平さん
2020/8/24 08:02
オレもデモクラティックスクール「ASOVIVA!」を応援してます。
「みんな、自分で、一生懸命考えて出来たASOVIVA!」やからです。
そんな、人とか、場所とかが増えてったら今より良い世界になると信じてる。
ふくくんは、「オレは勝手にアソビバ卒業生やと思ってる。」というコメントを添えてASOVIVA!をシェアしてくれたことがあります。
彼は、ASOVIVA!がある河南町や千早赤阪村を中心に、地域コミュニティーや古民家活用、持続可能な社会、地域通貨、パーマカルチャー、循環する生態系、、、など、これからの生き方、暮らし方を仲間と一緒に日々探求している素敵な方です。
ASOVIVA!が開校して間もない頃、ふくくん主催の「生物多様性についてのお話会」があり、ASOVIVA!のメンバーも2名参加したことがありました。
1人の子は、学校に行かなくなってまだ2か月目の中学2年生でした。
お話会の帰り、その子は苦い顔をして言いました。
「今日、ふくくんの話を聴いた後に、それぞれが感想や考えを話して、ふくくんと違う意見とかも出てたやん。もう、途中からどういうことか訳が分かれへんようになってしんどかった。学校では、先生の話すことが正解で、みんなは先生の話を一方通行に聞くねん。思ったこととか、先生と違う考えとかを言う時間なんてないねん。」
とても混乱していたその子が、数日後にこう言いました。
「わたしは、今まで自分の考えを持ってると思ってたし、積極的に発表とかもしてるつもりでいてた。でも、ただ先生に評価される、先生に合わせた考えを自分の考えと思い込んでただけやった。」
たった1回のお話会で、中学生の子の意識が大きく変わりました。
それはまさに、「生きたお話会」でした。
自分の経験や知識を、深い知恵として生かしている人の言葉は生きています。
生きているから、聴く人にも響いていくのだと思います。
そんなふくくんに、「卒業生やと思ってる」と言って応援してもらえるASOVIVA!を、とても誇りに思います。
ふくくん、いつも有難うございます。
応援メッセージ:⑫井本和代さん
2020/8/23 08:59
こんにちわ♪
千早赤阪村に28歳の時に嫁いできてから16年の月日が流れ、息子2人の子育て奮闘中(中3、小6)の母です。
介護福祉士として高齢者介護の仕事を13、4年ほど。からの若い頃に取った保育士の資格を活かすため、4年ほど前から、地元で障がい児支援の仕事に携わっています。
支援者として、また地元で子育てする母として、親御さんからご相談も受けることもあり。。
日々、何を伝えてあげる事で親御さんが、安心して前向きに子どもと向き合っていけるのか。。また、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができるのかなど考える日々。。。
そんな中、デモクラティックスクールASOVIVA!という子どもたちの居場所ができたことは、とても大きなことだと思いました。
学校に行けなくなった子たちや、学校に行きたくない子たちが行くところやろ。という人たちもいると思いますが、そうではなく、学校とはちがう子どもたちの学びの場だと私自身は感じています。
自分自身をみつけていくことができる、子どもたち一人一人がその子らしく、表現できる居場所!ASOVIVA!
ぜひ、いろんな方に知ってもらいたいです!
そして親御さんが元気に楽しく子どもと向き合っていける、子どもたちが、素直な思いを発信して、学び、すごしていける場所であってほしいと願います。
井本和代さんは、ASOVIVA!が移転前にあった地域で子育てや子ども達の支援のお仕事をされています。
開校準備中よりASOVIVA!が出来ることを喜んでくれて、必要な物品を届けてくれたり、じっくりお話を聴いてくれたりと気にかけて頂いてます。
同じエリアで専門職として子ども達に関わる仕事をされていて、ご自身も子育て中のお母さんでもある方なので、とても心強い存在です。
これからも、子どもを真ん中に置いて、一緒に地域全体で子ども達を育んでいきましょう。いつもありがとうございます。
保護者の思い:⑦原田ありすさん
2020/8/22 02:39
16歳の娘がASOVIVA! に通っています。 今はASOVIVA! と提携している八洲学園大学国際高等学校(通信)1年生です。 週に2日ほどは私の仕事を手伝ってくれています。中学校で社会科のテスト0点取って帰ってきていた娘はすこぶる優秀な仕事をしてくれます。
少し私自身のお話をさせてください。
私は、保育園から不登校、親は心配しましたがそれでも家で留守番してる方がよっぽどマシでした。人に恐怖心を抱いており、会話がとても苦手でした。お友達と遊んだ記憶がありません。
小学校で毎朝行われる朝のマラソン。
放送室から流れる音楽が鳴り終わるまでの間、グランドを何周も走らされます。そのグルグルグルグルと走るあいだ、
「なぜ、わたしはわたしとして産まれてきたんだろう。そして死ぬとわたしはどうなるんだろう。」
と小学校1年生の時から、やり場のない悲しい気持ちを抱えながら走りたくないグランドを皆んなに追いつかない足で必死に走っていました。
持病を持つ私は身体の形がみんなと少し違うので皆んなの目に触れないように教室ではなく保健室で体操服に着替え、周りの目を気にしながらグランドに向かう。苦痛でした。
常に疑問の渦の中に居ました。
小学生時代、スカートが嫌いで1度も履かなかったのに中学校になると制服で履かないといけなかったこと。
懇願しても女だから野球部に入れなかったこと。
美術の賞を獲っても勉強が出来る子みたいに褒められないこと。
周りの大人達が疲れてイライラしているということ…。
なのに自分自身が子どもを持ち、娘が不登校になった姿を見て、イライラし不安になっている自分に気付きました。当時なりたくないと思っていた大人の姿になっているのではないか。
ASOVIVA! の知愛ちゃんのトークショーに参加させて頂き、親子共々、心が軽くなり決心できました。
娘はとっくに社会の違和感に気づけていたのです。
ASOVIVA!、そして知愛ちゃんの事を教えてくれた高校時代からの友人 福田のりこ からたくさんの事を学びました。
「足りない、足りない」と、いくら物に溢れても満たされない社会。
「既にもう、豊かである」という事に気付いていない人がまだまだ多い様に思います。
親、大人の中の固定概念(ある意味の洗脳)から調整していくことがまずは必要だと今は考えます。
ASOVIVA! に通う娘は「心の底から笑える様になった」と言います。
否定される事がない、そして自分自身も誰かを否定する気持ちがなくなった、と。
やりたくない事をやらない。まだ、その選択が出来ない子達はたくさんいると思います。
今、娘は往復3時間かけて河南町まで通っています。
それでも皆んなに会いに行きたいと言います。
帰ってきたら「楽しかった!」と元気です。
そして、家の近くにもASOVIVA!を作りたいというのが夢です。
2019年3月、正式開校の1か月前のトークイベントに来てくれたのが、原田さん親子との出逢いでした。
なかなか、同じ地域内で学校に行かない選択をしている同じ年頃の子と出逢うのは難しいと思います。
誰かが発信することで、それまで「自分だけ」が皆と違うことに苦しんでいた子同士が出逢えるきっかけになります。
自分だけじゃないと知れるだけでも、お互いに励まし合える存在になれるのだと思います。
ありすさんはご自身が主宰されているイベントにASOVIVA!の子ども達も参加できるよう一緒に企画を考えてくれたり、デザイン面のサポートをしてくれたりと、まだ人数が少ない頃から、スクールの活動の充実に向けて一緒に歩んで来てくれました。有難うございます。
原田ありすさんのデザインオフィス「グルニエ」をご紹介します。
Design Office Grenier