#コロナ危機 世界遺産での「学びのバリアフリー」を実現するために運営支援を!

寄附先

NPO法人 石見銀山資料館

仲野義文

支援総額

1,637,000円

支援総額

1,637,000円

支援者数

154人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

大森小学校が見学に来ました

2020/6/23 13:17

石見銀山資料館がある、大森小学校の3年生から6年生計7名の皆さんが総合的な学習の時間に見学に来てくれました。

3・4年、5・6年と各学年に合った石見銀山の学びをするということで、それぞれに資料館に対する疑問をもって来ていました。資料館が子供の活気のある声であふれており、職員も嬉しかったです。

現在展示中の「福面」については、日本最古かもしれないと知ると、より一層興味がわいたようで、福面が今のマスクにつながったのか、考案したのは誰なのかと次々に質問があがりました。

その中で、このような質問がありました。

「資料館に展示してある物は他の場所にもあるのですか。」

その答えは「いいえ」です。

当資料館には、細かく数えると約1000点の資料があります。そして、それは唯一無二なのです。

調査・研究が進めば、10年後には1000点を超える資料があるかもしれません。

小学生だけでなく、誰もが学べる場所となるように日々活動をしているのです。

多くの皆さんにこの資料館に来ていただき、自分自身の学びを広げてほしいと思っています。

最後に、大森小学校の子供たちの元気で明るい様子を撮影して終了しました。(この撮影の用途は後日お知らせしますので、お楽しみに)

【告知】館長仲野義文がテレビ出演いたします

6月24日(水)15:50~16:50

なまラテ BSSテレビ 宇田川修一、中島早也佳

テレビとラジオの同時生放送番組です。

お時間が合います方は、是非ご覧くださいませ。


天文学と銀山

2020/6/22 18:40

今日6月22日はガリレオ・ガリレイが宗教裁判にかけられた日です。1633年のことでした。

ガリレオといえば、天文学の父とよばれています。

ガリレオは1609年に屈折望遠鏡を発明し、天文学の進歩に大きく貢献しました。

話しはそれますが、昨日部分日食をご覧になった方も多かったのでは?太陽が欠けていく様子に周囲の人達と盛り上がりながら観察をしました。次の日食は2030年北海道。それまで待ちきれませんね。

さて、ポルトガル人がもたらしたものは、金平糖やランドセル、カルタだけでなく、天文学もその一つでした。日本に西洋の天文学が入ったのは、キリスト教の宣教師からだといわれています。ポルトガル人が日本にやって来たことで伝わりました。当時の日本人は、コレジオやセミナリヨで宣教師から天文学を学びました。

銀の流通によってグローバル化したからこそ、多くの物資や文化や学問が入ってきた。

やはり、銀山の功績は多大だといえます。

3年前に当館が世界遺産登録10周年記念「石見銀山展」を行った際には、望遠鏡、地球儀、天球儀等を展示しておりました。

約4万人の県内外のお客様に来ていただくことができました。

図録を見返すと、当時の様子がまざまざとよみがえります。

7月18日(土)からはコロナ渦で延期になっていた企画展が始まります。

順次告知をいたしますので、楽しみにしていてください。

【告知】館長仲野義文がテレビ出演いたします

6月24日(水)15:50~16:50

BSSテレビ 宇田川修一、中島早也佳

テレビとラジオの同時生放送番組です。

お時間が合います方は、是非ご覧くださいませ。


今日は、日本がユネスコに加盟した日です。

1951年7月2日、日本は第6回UNESCO総会(パリ)を経て、60番目の加盟国となりました。戦後日本が初めて加盟した国連機関です。民間から起こったUNESCO加盟運動は、政府、国会などにも波及し、政府・民間の協力による一大運動に盛り上がり、日本のUNESCO加盟への機運を高めていきました。(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟より引用)

日本政府は「石見銀山遺跡とその文化的景観」名で2006年にユネスコ世界遺産委員会に推薦書を提出しました。ところが、翌2007年にユネスコの諮問機関であるICOMOSは、内容が不十分であることを理由に延期と勧告しました。それを受けて近藤大使が自然との共生の観点から再アプローチしたことにより、7月2日世界遺産登録の運びとなりました。

ところで、ユネスコ憲章前文では戦争は「相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信をおこしたことが共通の原因」であるとし、相互理解の必要性を説いています。これは国家や 民族、人種を越えてその歴史や文化、宗教などを尊重し、互いに理解し合うことを目的とした世界遺産の理念そのものであり、その意味で世界遺産を「平和の教材」として学ぶ意義は大きいといえます。 

「手に手をとって」というユネスコの歌を作曲したのは、NHK朝のテレビ小説でおなじみの古関裕而です。その歌ができるまで初期の集いで歌われていた歌を作曲したのは山田耕筰です。


石見銀山資料館を応援しましょう! 

日本の世界遺産は、2019年7月現在で文化遺産 19件、自然遺産 4件が登録されています。「石見銀山遺跡」は産出銀の品位、産出量の多さで大航海時代世界を動かした遺跡として評価され、産業遺産として日本で初めて登録されました。

「世界遺産・石見銀山遺跡」を知ってもらおうと、関東圏で講演会を重ね、一冊の本にまとめて上梓したのが、拙著『世界を動かした石見銀山 歴史を紡いだひとびと』です。

これらの活動に貴重な資料を提供してくださったのが、大森町民による民間運営の「石見銀山資料館」です。石見銀山の資料の宝庫であり、情報発信の基地でもあります。

疑問に思ったことは「石見銀山資料館」に問えば、的確な答えが返ってきます。そんな貴重な資料館が、新型コロナの緊急避難対応で閉鎖を余儀なくされ、ピンチです。皆さんのご支援で継続して運営が出来ますよう応援いたしましょう!よろしくお願いいたします。

関東石見銀山会・会長 渡辺辰朗


6789101113

NPO法人

石見銀山資料館

〒694-0305

島根県大田市大森町ハ51番地1

0854890846

http://igmuseum.jp/

代表:仲野義文

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