#コロナ危機 世界遺産での「学びのバリアフリー」を実現するために運営支援を!

寄附先

NPO法人 石見銀山資料館

仲野義文

支援総額

1,637,000円

支援総額

1,637,000円

支援者数

154人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

佐藤万里さんより応援メッセージをいただきました

2020/6/9 10:18

 石見銀山のことを知りたいならここだよ、と紹介するのがこの資料館です。銀鉱石を採掘し、製錬するために実際に使われていた道具の数々、銀や銅を含んださまざまな鉱物(石)、江戸時代に石見銀山を治めた歴代の代官たち……。さらっと回れば10分くらいの広さなのに、じっくり見ていけば1時間あっても足りないほど充実した展示品が並んでいます。

 そして何より魅力なのは、静かな佇まいを見せる木造の建物! いま資料館となっているのは明治35年(1902年)に建てられた郡役所で、歴史的に価値のある建造物を保存しようとこうして活用されることになったそうです。板張りの廊下や朱色がかった土壁など、一歩なかへ入れば100年前へタイムスリップしたかのようです。

 そんな石見銀山資料館が、新型コロナウィルスの感染防止対策による休館や観光客の激減のため、いま経済的危機に立たされているとのこと。悲しいことです。文化や芸術に対する公的支援が遅れている現状が残念でなりません。

 関東では歴史的価値のある文豪ゆかりの宿が相次いで廃業となりました。なぜ守ることができなかったのか、これ以上同じような悲劇が起きてほしくありません。

 一度失われてしまったものは二度と返ってこないのです。私たちには歴史を受け継ぎ、次の世代へ伝えていく役目があります。いまは誰もが苦しい時を過ごしていますが、みんなで少しずつ助け合っていきませんか? たとえ小さくても、あなたの灯火が石見銀山資料館を支えてくれます。世界が注目した石見銀山の歴史を子どもたちの世代へ伝えていこうではありませんか。

 世界遺産とは、ひとつの国だけでなく、人類全体にとって貴重でかけがえのない財産のことです。コロナに負けず、この人類共有の財産を守っていきましょう。あなたの力を貸してください。




〈プロフィール〉

 舞台作品やテレビドラマの脚本・作詞、小説の執筆などを手掛ける。主な作品に『二都物語』(帝国劇場)、『世にも奇妙な物語』(CX)など。大田市とは第6回島根音楽祭『学校ネズミのコンサート』をきっかけに交流を続けている。小説『ようこそカズ先生』(TO文庫)ではミュージカルに挑戦する大田市民の姿や石見銀山を描いた。



お米と銀山

2020/6/8 15:35

今日は8日、米の日です。

1978(昭和53)年、全国農業協同組合連合会が毎月8日を記念日に制定しました。米を作るには88の手間がかかるといわれること、米の字を分解すると八十八になることが由来です。 

今日は米の日にちなんでお米と銀山の話をしたいと思います。

石見銀山資料館のある大田市大森町は人口400人の小さな町ですが、石見銀山の最盛期には大都市だったようです。


石見銀山の歴史を綴った史料に「銀山旧記」があります。それによると「慶長の頃より寛永年中大盛士稼の人数二十万人、一日 米穀を費やす事、千五百石余」と、17世期初めの最盛期には人口はなんと20万人もいたと伝えられています。


また、1日で消費するコメも1,500石とあります。ちなみに、成人1人が1年間に消費する米はだいたい1石(150kg)とされていますので、銀山では1,500人が消費する1年分の米をなんと1日で消費したということになるわけです。もちろん、この数をそのままうのみにすることはできませんが、かつては相当な人口があったことは想像に難くありません。


このように大量に米が消費される銀山は、銀生産の場であると同時に米市場としての性格をもっていました。例えば1594年、豊臣秀吉は長崎で鉛と硝石(火薬の原料)を購入するため直轄地の年貢米1万3000石を銀山に送り銀と交換しています。これなどは銀山が大坂などと同様に米の換金市場であったことの事例と言えます。


米の日にちなんで米と銀山をテーマに書きましたが、これから適宜こうした歴史情報も活動報告の中で紹介したいと思います。


🌟最後に、皆様にご報告🌟


今日は米の話ということでしたが、進捗状況としては80%を超えるご支援をいただいております。

今日中に88%を超えるかは、皆様のご協力次第。


ゴールはもうすぐ。引き続き、資料館の応援よろしくお願いいたします。



キャンペーンが始まって7日目、一週間経ちました

早70%を達成して、感動を通り越して幸せを感じています

支援者の皆様にはその都度お一人お一人にお礼を述べているのですが、それでも感謝の意は尽きません

当館では、ミュージアムショップ内にこのキャンペーンを応援していただくべく、来館者様用応援メッセージコーナーを設けています

今日は、そこに書かれた力強いメッセージをご紹介します

~~~ コロナに負けるな! 応援します ~~~

~~~ いつもお世話になっております。今後ともよろしくお願いいたします ~~~

~~~ 来れなくとも銀山に興味のある人は多いはず。色々とり組み、かつそれが伝わるよう頑張りましょう ~~~

~~~ コロナに負けないで、共にガンバりましょう 大森町民より ~~~

皆様の温かい言葉をしっかりと受け止め、いつまでも石見銀山資料館がこの地に根ざした活動ができるようにしていきたいです

まだ、始まったばかり

走り続けます 皆様一緒にがんばりましょう


環境と銀山

2020/6/6 12:05

昨日6月5日は「世界環境デー」でした。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めました。

環境といえば、「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産登録となった時の評価でもあります。

世界遺産委員会では石見銀山が環境を大切にしていた鉱山であるという点が評価されました。自然を壊すことなく、自然と人とが上手く共生したということです。映画「もののけ姫」を彷彿とします。

上記のことから、銀山では観光について

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といった
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の少ない観光モデルへの取り組みが行われています。現在は石見銀山資料館から龍源寺間歩までの約4㎞の道を馬車型電気自動車(グリーンスローモビリティ)がゆっくりと観光客を乗せながら行き来をしています。

このグリーンスローモビリティの走行路は大森町の住民が生活に使う道を通行もしますので、そこに住む地域住民の理解も必要となってきます。その他にもやレンタサイクルをして、町民一同なるべく自然や景観を壊さぬように石見銀山を守っています。

今回のコロナショックで、大森地区を歩く観光客はいなくなりましたが、緊急事態宣言解除後、少しずつですが町を歩く観光客が増えています。

石見銀山資料館にも来館いただき、活気を取り戻してきました。

地域住民とともに作り上げている大森町。

その大森にある石見銀山資料館。存続を維持するべく今日もお客様との対話を大切にしながら職員一同元気に勤めています。

追伸

昨日は当Facebookでのシェア祭りでした。束の間でしたが、多くの皆さんと触れあうことができ、嬉しかったです。ご参加ありがとうございました。


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NPO法人

石見銀山資料館

〒694-0305

島根県大田市大森町ハ51番地1

0854890846

http://igmuseum.jp/

代表:仲野義文

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