53才になりました。諦めきれない理想を追い求めたいです。
2024/6/27 06:36
「中原さん、なんで双子を産んじゃったんだろう」
この言葉は、いまでも忘れられません。目の前の彼女は泣きじゃくりながら、絞り出すように出てきた言葉でした。
その頃、我が家の双子はまだ年中さんくらいでお世話も忙しく、家庭内での役割はわたしひとりにのしかかり、大学の勉強とふたごじてんしゃをカタチにするための活動もあって、正直とてもしんどい時期でした。とても余裕があるとはいいがたい状況でしたが、彼女の話しを聞くことはできました。
だけど、ただそれしかできませんでした。
わたしが全てを投げ出し助けにいく事が出来るわけもなく、ただやりきれない気持ちだけが残りました。「結局聞いてるだけやん。そんなことに一体なんの意味あるんやろう。」って自分の不甲斐なさを感じました。
その言葉を降ろしてもいい場所がひろければ広いほど、安心できるんだと思います。
あの出来事から、ちょうど10年が経ちました。
10年の間に「NPO法人つなげる」が誕生し、ママやパパとなった人が自分の心のうちを伝えられる場所がいくつかできました。その場所では、多くの仲間の共感があり、「このように思ってしまうのは私だけではなかったんだ」と知ることができます。
そうやって、あるがままの感情を受け止めてもらえた人たちは、また立ち上がり歩き出しているように思います。だから、今のわたしは「ただ聞くだけ」の力を疑うこともないですし、あるがままの言葉を降ろすことがいかに大切かということを知っています。
そして、その言葉を降ろしてもいい場所がひろければ広いほど、安心できるんだと思います。
10年前のあのママは、思うことさえも憚られるその言葉をひっそりと、わたしとの間へ置くことしかできませんでした。そう思ってしまう自分を罰しているようにみえました。でもいまは、少しだけ本音にちかい言葉を、ためらいながらも公の場所で語ることができるようになり、「同じ気持ちの人がいるんですね!がんばります!」と少し嬉しそうなコメントを目にすることができるようになりました。わたしは、そのような場所がうまれ、維持しつづけられていることが嬉しくてなりません。
諦めきれない理想を追い求めたいです。
多胎育児支援が社会にとって一体なににつながるのかと問われれば、
ただ子どもを生み育てようとしているだけなのに、突然マイノリティとなり、戸惑いや苦労をした人たちは、人の困りごとにとても敏感になります。その辛い時期に人のあたたかさに触れる機会があった人は、トンネルを抜けたあとは次は誰かのために恩返しができたらと、多胎支援に限らずあらゆる分野で「よき手助けをする人」となられます。それが社会にとっての大きな宝です。
と伝えたい。
つなげるの活動は、おもにオンライン上の居場所づくりです。
メンバー同士がよりよい関係性を築きながらコミュニケーションをとるのは、対面以上に苦労がおおいです。それでも、ピアサポメンバーのママパパたちは、相手をおもいやり関わり続けてくれています。この場所が維持できるようにと、様々な工夫をしながら関わり続けてくれています。
この活動を機械的にすすめるのではなく、血の通った人間らしい場所としていくために、運営にはコストがかかります。
双子や三つ子など多胎児を授かったときに、ちょっと重くなった荷物をひろい場所でおろせるよう、この活動へのご寄付での応援をどうぞよろしくお願いします。
53才になりました。諦めきれない理想を追い求めたいです。
岡本翔馬さん(認定NPO法人桜ライン311 代表)から応援メッセージをいただきました
2024/7/1 18:43
認定NPO法人桜ライン311の岡本翔馬さんから応援メッセージをいただきました!
「寄附中心の運営は本当大変」というお言葉がメッセージ内にありました。寄付をいただける団体として、まだまだできていないことも多いのですが、そういった部分も含めて、この寄付プログラムの中で取り組みを進めていけるようにしていきます。
他人だから話しやすい、支えやすいということだってある
かねてから美智子さん祐一くん共に素敵なお二人だなーと思っていましたが、少しでもお役に立てばとメッセージさせていただきます。
私自身も現在進行形で小2女子と4歳男子の2人の子育て中のシンパパです(妻とは死別)。NPOつなげるさんの課題感はまさに自分ごと。子育てはかなりパーソナルな領域で、かつ日々試行錯誤。明確な正解はありません。本当、苦労(と同じくらいの幸せ)の連続です。
他人に話していいことなのか?自分だけで解決すべきことなんじゃないの?そう考えることも大事なことだけど、抱えすぎると無意識に子どもに皺寄せてしまう・・なんてことも(自制も込めて)。さらに多胎児だったら、その苦労は計り知れないなと。
そんな時、同じ境遇の方や経験をされた方に話すだけで楽になったりすることも多々あるはず。他人だから話しやすい、支えやすいということだってある。これから活動域を広げていく中で、今回の挑戦が「つなげる」さんの新しい一手になるはずです。
私が代表を預かるNPOは寄附が予算の中心にあるのですが、寄附中心の運営は本当大変なんです(マジで泣けるほど大変です)。組織運営の観点からも、この案件は試金石になるはず。達成されて新しいステージに立ってくれたらいいなと経営者としても応援しています。
皆さま是非、応援してあげてくださいませ。
美智子さん/祐一くん>また2月末に長―い夜をご一緒させてくださいね。またお会いできるのを楽しみにしております!
▼岡本さんが代表をつとめる「認定NPO法人桜ライン311」さんのHP▼
工藤啓さん(認定NPO法人育て上げネット 理事長)から応援メッセージをいただきました
2024/7/1 14:50
認定NPO法人育て上げネットの工藤啓さんから応援メッセージをいただきました!
メッセージの中にある『世界で僕らの家庭だけ切り離されたように、「子育て家庭の孤独孤立」』という風に思う人が、まだまだたくさんいるんだろうなと思います。そう思ったときに、オンラインでもいいから気軽に誰かとつながれる場所を、これからも続けていきます。
しんどい、けど双子で良かったと思えるように
妻からの突然のLINEが入ったのがいまから9年ほど前。「双子だって!」という文字が浮かぶスクリーンを見ながら、僕の思考は停止していました。まさか二人同時に生まれて来るとは。
そこからリスクのある妊娠、その日から始まった2か月の管理入院(僕は長男次男と父子家庭状態)。毎日がしんどく、その先の未来を考えても、浮かんでくるのは不安だけ。育てられるのか、お金どうするのか、政策や制度はあるのか。
周りに双子を育てた友だちもおらず、いま振り返ると、世界で僕らの家庭だけ切り離されたように、「子育て家庭の孤独孤立」に陥っていました。
ネットで双子について調べているなかで、ひとりの女性の存在を見つけました。それがNPO法人つなげるの中原美智子さんです。偶然知り合いの知り合いだったのでアポイント取って尼崎に行きました。
いま、ウチの双子は毎日元気にサッカーしながら駆けずり回っています。先々の不安や心配がないとは言えませんが、もし何かあればNPO法人つなげる、そこにある双子・多胎コミュニティに言葉を投げれば、たくさんの示唆や経験談が返ってきます。
双子・多胎児を見れば、たくさんひとたちから声をかけてもらえます。嬉しい気持ちであり、ありがたいなと思います。しかし、家に帰れば物事は閉じた世界で起こります。そんな漆黒の双子育て道に、光を照らしてくれるのがNPO法人つなげるです。
たくさんのひとたちに応援してほしい活動です。
しんどい、けど双子で良かったと思えるように。
▼さらに嬉しいメッセージをnote記事にしていただきました▼
【活動報告】 "つながる支援” というテーマで登壇しました@テラエナジー・文化まつり2024
2024/6/30 16:30
6月30日は『テラエナジー文化まつり2024-ほっと資産団体と出会う一日-』に参加してきました。主催のテラエナジー株式会社さん、一緒に登壇させていただきました、産後ケア施設baby.mam岩見香織さん・一般社団法人merry attic石原悠太さん、ありがとうございました。
"つながる子育て"というテーマで1時間話をさせてもらいました。「子育てには休日がない」「時間的ゆとりをもてる制度がない」「精神的ゆとりをもてる空気感がない」「ママに栄養と休養を」など、活動自体や対象者は違えど、「うんうん」とうなずくような内容が盛りだくさんでした。
来場された参加者さんから「こういう子育て支援団体さんがいることは知らなかった」「この話を聞いたこれから子育てをされる人たちには、とても有益で、きっと将来利用するだろう」というコメントがありました。それを聞いたときに、もっといろんな人に活動を知ってもらえるよう努力を積み重ねなければと思うと同時に、全国にとても数えきれないほどある子育て支援団体同士が横のつながりをもって、目の前にいるママパパたちに適切な情報を届けられるようになることも必要だと感じました。
登壇をご一緒した人と、今後もトークセッションをオンラインでもできればいいね、と言葉を交わしたので、この活動報告をご覧いただいているみなさんにも、ぜひ本日の熱量や内容をお届けできる機会をつくれればと思います。
そして、参加者の多くのみなさんと『風船』を持ちながら、お写真も撮影させてもらいました。『風船』というアイテムを使いながら、ぼくたちの活動を届けていくことを楽しく続けられそうだなと思えた1日でした。
▼NPO法人つなげるは、テラエナジー株式会社さんのほっと資産団体です▼
寄付つきでんきは、毎⽉の電気料⾦を⽀払うことで、あなたの⾝近な⼈の活動を応援することができる仕組みです。お客様の毎月の電気量料金(税抜)の最大2.5%を【ほっと資産】としてお客様の選択する団体にテラエナジーが寄付をします。
【三つ子・双子のママ・パパ・本人さん限定】3525円支援のお礼
3,525円
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●寄付者限定コミュニティ(LINEオープンチャット)へご招待します
1万円支援のお礼
10,000円
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●寄付者限定コミュニティ(LINEオープンチャット)へご招待します
3万円支援のお礼
30,000円
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●寄付者限定コミュニティ(LINEオープンチャット)へご招待します
5万円支援のお礼
50,000円
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●寄付者限定コミュニティ(LINEオープンチャット)へご招待します
10万円支援のお礼
100,000円
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●寄付者限定コミュニティ(LINEオープンチャット)へご招待します
30万円支援のお礼
300,000円
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●寄付者限定コミュニティ(LINEオープンチャット)へご招待します