ミャンマーの子どもたちの未来を応援するため、地球市民の会を通じて勉強机などを届けます!

寄附先

認定NPO法人 地球市民の会

SOSIA

支援総額

457,923円

支援総額

457,923円

支援者数

48人

残り

終了

このキャンペーンは終了しました

「僻地の子どもたちの夢は、とても儚い…」

2022/10/4 22:05

こんにちは。サポートファンディングをはじめて二日目にして、なんとSOSIA目標10万円の70%超を達成しました!

こんなに早くご寄付が集まると思っていなかったので、SOSIAメンバー一同、喜びでいっぱいです。そして、お一人おひとりのメッセージやご寄付に込められた想いに触れて、元気をいただいています。

きっかけはミャンマーの若者ボランティア

今日は、SOSIAがサポートファンディングをはじめるきっかけとなった、ミャンマーの若者ボランティアの想いを紹介します。

数年前、地球市民の会の鈴木亜香里さんの紹介で、ある若者ボランティアグループからお話を聞きました。彼らは、イベントのお手伝いなどをしていた地元の仲良しグループで、活動しているうちに内容が自然に広がり、本業がありながら、ときには本業を休んで、農村開発や教育支援などに取り組んでいました。

その取り組みの一環として、彼らは小さな学生寮を運営していました。ミャンマーの農村は小学校までしかないことが多く、中学校以降への進学のために町に寄宿しなければならず、その費用が工面できなくて中退する子どもがたくさんいるので、その対策としてです。

自分のことも忙しいのに、どうして活動しているの?と聞いたら「次々に問題が見えてきて、行動せざるをえない」と言っていました。そのなかでも、印象に残っている子どもたちに対する想いをご紹介します。

ミャンマーの若者ボランティアの想い

「子どもたちが困っているのを見ると、自分が何をできるか考える。やってあげたいという気持ちがあるんです」

「自分のことだけ考えていたら、世界が広がらない。誰かにやってあげると、人間関係が広がる」

「4年生(小学校)で学校終わっちゃう子が多いから。みんなを学校へいかせてあげたい」

「村に学校がないから、5年生(中学生)から町にくる。一般の寮だと、年間100万K(約7万円)かかる。ノートやおやつ代なしで、それだけかかる。7年生(中学後半)で行けなくなる家庭が多い。勉強ができて優秀なのに、お金がないからって、通えない子どもがいるんです」

「村に15人とか子どもがいたら、町に来れるのは2人くらい」

「私たちが運営している寮で、勉強がんばっているけど、両親がいなくて、お姉さんしかいない子がいます。無料で預かっています」

「やってあげられるのはうれしくて、自分一人のお金だと無理だけど、協力してやってあげられるのは、すごくうれしい。はじめたときは、お金も全然なかったけど、ちょっとずつ助け合ってやってこれた」

「他の地域、ヤンゴンだと子どもたちは夢を持って暮らしています。こっちの地方の農村の人たちは想像できない。4年生(小学校)終わったら、卒業して結婚して。ヤンゴンだったら発展しているしインターナショナルスクールもある。お金もある。子どもの夢をかなえるために親がいろいろできる。ここの子どもの夢は儚い。形にならない。どうにかしたい…」

「目の前の子どもをほっとけない」の連鎖

私たちSOSIAが日本の若者として20年前に活動をはじめたきっかけは、当時出会った農村の子どもたちでした。楽しそうに勉強する彼らが小学校までしか行けない現状をほっとけない、そして子どもの未来を想うミャンマーの大人たちの意思を応援したいと思いました。

時がたって、今はミャンマーの若者たちが目の前の子どもをほっとけないと想い、活動している…。その想いに触れ、かつて若者だった自分たちの20年前を思い出し、胸が熱くなりました。

コロナ禍を経て、無給で運営

表紙の写真は、お話を聞いた当時、より多くの子どもたちを預かりたいと、資金を集めて新しい学生寮を建設していたときのものです。今は、工事中だった建物が完成して、一般の半額の寮費で僻地の子どもを預かって通学させているそうです。しかし、経済状況が悪化し物価上昇が急激に進むミャンマーで、その運営はとても大変です。

また、コロナ禍と政変を経て、若者メンバーそれぞれ生活が大変になって活動がままならなくなり、寮費から寮母さんを雇っているほか、リーダーが住み込んで無償で運営を担っているとのこと。リーダーは家族のお給料で生活しているそうです。

地球市民の会を通じて学生寮を支援

寮費からの収入が多くないということで、SOSIAメンバーがこのグループへ個人的に寄付をしてきましたが、個人でできる寄付には限界があります。

そこで、今回の地球市民の会の寄付集めキャンぺーンを通じて、この学生寮の支援をさせてもらえないか鈴木亜香里さんに相談したところ、快くコーディネートしてもらえることになりました。

国境を越えた応援の連鎖

いま、ミャンマーの若者ボランティアの気持ちを応援したいと、日本で大人になった私たちが彼らのために寄付集めをし、日本の多くの方から寄付いただいています。

昨日、地球市民の会の動画配信で「寄付する人の1ハッピー、寄付をつなぐ地球市民の会の1ハッピー、現地の子どもの1ハッピーで、ぜんぶで3ハッピーが生まれる」という話がありました。

寄付をする、受け取るという幸せの連鎖とともに、ほっておけないと思う気持ちと応援の気持が連鎖し、国境を越えて人と人とが平和の絆でつながっていくことを感じています。

引き続き、多くの方にご支援いただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。



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認定NPO法人

地球市民の会

〒840-0822

佐賀県佐賀市高木町3-10

0952-24-3334

http://terrapeople.or.jp/main/

代表:理事長 山口久臣

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