スタッフの想い〜代表 近藤真平〜
2020/8/29 18:40
自分の暮らしを作ってくれた場所だから、次は自分が。
-クラウドファンディングプロジェクト終了まで残り3日-
日田市に引越し、協力隊として赴任した先が、ここ天瀬町でした。最初に感動したのは、玖珠川が流れるこの温泉街の風景。温泉の質の良さ。
ゆったりとした時間が流れるような感覚を覚えるこの土地で、つくる「自分サイズの暮らし」
川沿いでの「テントバー」の企画も
温泉の良さを外に広めるための出張足湯「ONDERI」も
みんなの憩いの場となるためのコンテナカフェ「fuchi」も
よそ者の僕を快く受け入れてくれて
協力してくれた天ヶ瀬温泉街の方々をはじめとした日田の皆さん。
息子の一太と一路は温泉街の人たちに育てられ
のびのびと育っています。
しかし、天ヶ瀬にいたからこそ
この4年間でも、旅行客の減少や閉めてしまうお店の状況を目にしてきました。
そして今回の豪雨。
壊滅的な状態。
「建物を元通りにしても、お客さんが戻るのか」
「また豪雨による水害が起こったら…」
住民の皆さんの落胆した姿。もう心が折れてしまいそうな状態。
魅力が脅威へと変わってしまうところも目の当たりにしました。
だからこそ、この「天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト」を立ち上げました。
この困難を乗り越えるのは容易いものではないですが、きっとその先に新たな温泉街の希望がある。
1300年前に開湯した天瀬温泉は、炭鉱の人たちが疲れを癒し、英気を養う場所だった。
1300年の時を越え、新たな温泉街を作り上げたい。
そんな思いで動いています。
現在、復旧に向け動いています。まだ先は見えません。しかしその中でも、
また温泉が出て、笑顔が生まれ
住民さん同士で助け合う姿があり
お店を再開する姿があったり
小さな「希望」が日々生まれています。
残り9日。
皆さんからの支援金は
・暗くなってしまった温泉街を明るく灯す竹灯籠
・住民さんのおうちを守るセンサーライト
・住民さん同士の交流の場づくり
・「食」で楽しみを提供する事業の企画運営
・天ヶ瀬温泉にお手伝いに来てくれる方に解放する宿舎の運営
・新たな生業づくり
など、復旧から復興、そして新たな温泉街のファンを作っていくために、天ヶ瀬温泉街の「希望」となる事業に使わせていただきます。
天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト 代表 近藤真平
たくさんの方々のご協力で、温泉街に明かりが灯りました。
2020/8/28 14:01
8月26日に温泉街の通りに竹灯籠の設置を行いました。
夜間暗くて不安という住民さんがいたので、防犯対策と、通りに明かりが灯ることで、少しでも気持ちが前向きになるように、との思いを込めて、天ヶ瀬温泉開湯1300年にちなみ、1300個の竹灯籠を設置しました。
お盆と先週で切り出した竹を地域の方々、ボランティアの方々、総勢40名ほどのご協力をいただき、無事に設置することができ、18時には黙祷を行い、今回の災害で犠牲になってしまった方のご冥福をお祈りしました。
この被害を忘れることなく、しかし、前を向いて頑張ってまいりたいと思います。
ご協力いただきましたみなさん、本当にありがとうございました!
日田地区商工会青年部のみなさん
竹の加工を行ってくれた日田商工会議所青年部のみなさん
竹設置を手伝ってくれた特定非営利活動法人リエラのみなさん、災害NGO結 のみなさん、災害NPO旅商人のみなさん、本当にありがとうございました!
竹灯籠は8月31日まで設置いたします。
【支援の輪】冷麺ととり天の振る舞いありがとうございました!
2020/8/22 14:17
別府のかくれがダイニング和楽とあんときの居酒屋秀のみなさんが別府冷麺、とり天弁当、かき氷の振る舞いをしてくれました。
37度を越える猛暑でしたが、冷麺で暑さを和らげることができ、とり天で英気を養いました。
玖珠川の水量も落ち着いてきましたが、様変わりした温泉街。
しかし、お店前に書かれていた「皆さん一緒に頑張りましょう」という一文にも励まされました。
また今回の振る舞いは、医療法人聡明会、株式会社オービーシー、株式会社ジェイテックの皆様からの食材等の支援をいただいき実施されました。
かくれがダイニング和楽の皆さん、あんときの居酒屋秀のみなさん、そして、住民さんへ配達のお手伝いをしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
炊き出しのその後。住民さんの食卓に楽しみを。
2020/8/20 22:26
8月2日に炊き出しを終え、住民さんからも「美味しかった!」「ありがとう」という言葉をもらった反面、「無償でしてもらうのが申し訳ない」という声も聞こえてきました。
まだキッチンが使えない状態のご家庭もあり、あまみらとして、支援が負担にならないような取り組みを考え、買い物を楽しみながら、食卓の手助けをできる形として、お惣菜を車に乗せ、温泉街を回ってみました。
今日は、白身フライ、ジビエ肉使った野菜炒め、かぼちゃの煮付けの3種類をそれぞれ50食ずつ作り、住民の方々に声をかけたところ、 「何があるの?」と車の中の惣菜を覗き込み、 「明日のお昼ご飯にしよう!」 「次はいつ来る?」 と喜んでいただけました。
また、合わせて長野県から送られてきたりんごや、お水なども配らせていただいたところ、フルーツも大変喜んでもらいました。
調理は、炊き出しに引き続き、吉良シェフと、 Azuki あづき の岡山さん。
住民さんの負担を軽くしながらも、日常に楽しみが作れる仕組みとして今後さらにパワーアップさせて実施していきたいと思います。